『変化の時代のキャリアデザイン』を体感する1Dayワークショップ
組織・個人を問わず参加いただける公開講座の機会は、年に一度!今年度も、伝版®を活用し、主体性を育むキャリアデザインを体験できるワークショップが開催されます(主催:公益財団法人日本生産性本部、東京都渋谷区)。
初講から6年目を迎える1Day研修。一貫して、個人が主役となる「主体的キャリア形成」のサポートを目的とし、だからこそ、時代の変化を映してプログラムも進化してきました。
2017年度は「変化に対応する人材の持つべき態度と行動(=6C)」に焦点をあて、様々なライフイベントの選択とキャリア形成上の選択を、主体的に束ねて力を発揮することをサポートします。
◆2017年度開催スケジュール
2017年度ダイバーシティ・マネージメント・カレッジ(主催:公益財団法人日本生産性本部) 《ワークショップ》2017年11月27日(月)10:00~16:00
《個別面談》 11月28日(火)・11月29日(水)
*ワークショップ型の1日研修と、担当講師との個別面談(30分間)から構成されます。個別面談はご都合に応じて、上記日程にて調整。
*1日研修・個別面談とも、公益財団法人日本生産性本部(東京/渋谷)セミナー室にて開催。
遠方からの参加や、時短利用の方にも配慮した10時~16時のプログラム。当事者である中堅社員の方々から、ダイバーシティ推進・女性活躍推進・労組等の職責にあって旧来とは異なるキャリア開発支援の必要性を感じておられる方々まで、多様な企業・団体の様々なお立場から参加いただいています。
>>ワークショップの模様はコチラ
>>本年度企画の詳細はコチラP.4(ファイル6ページ目)へどうぞ。
◆『変化の時代のキャリアデザイン』と向き合う
自分が現在、キャリアということをどう捉えているか、どんな仕事観・人生観をもっているか?―それは、キャリアの変化が今より緩やかだった過去の経験を通じて、ときに無意識に形成されたものの見方・価値観に由来するかもしれません。時が進み変化は急流となり、その無意識の結果に委ねたままでいることは、個々人にとって、ひいては組織にとってリスクとなるのが、現在そしてこれからの時代です。
従来の「キャリア観」とは別の視点を要する、「変化の激しい時代のキャリア形成」のサポートに重きをおいた本研修では、一日職場を離れ、「変化に対応する人材の持つべき態度と行動(=6C)」を知り、自らのキャリアの捉え方・仕事観・人生観を見つめ直す機会を提供します。
水先案内人を務めるのは、楽伝理事・柴山純(株式会社伝耕・人財開発ファシリテータ)です。
水先案内人を務めるのは、楽伝理事・柴山純(株式会社伝耕・人財開発ファシリテータ)です。
◆個別面談の活用法
1Dayワークショップののち、30分間の個別面談が実施されるのもこの研修の特徴です。皆さんはどのように面談を活用されているのか、担当する柴山にききました。
“ワークショップでの疑問を解決する、ファシリテータから情報収集してプランを具体化する、対処法が見つからなかった課題を検討する、グループで話しづらかった問題を相談する、社外リソースについて情報収集するなど・・・みなさん、ご自身のいまのニーズにあわせて活用されています。そのどれも歓迎です!”
‟「今回学んで気づいたことを他の社員や経営層、人事等に共有し、変化をおこしていきたい!」という決意表明をして相談される方も。後日、行動計画を実行してみての周りの反響や、ネットワーク立ち上げをに向け働きかけを始めたというご報告など、うれしいお知らせをいただくこともあります。”
◆ご参加者の声
‟ワーク・ライフとも予定に追われるのでなく、自分としてビジョンをもち、自ら変えていきたい。”
‟グループワークをするうちにいつのまにか、自分とむりなく向き合っていた。辛いし面倒だしと感じていたキャリアデザインが、今日はとても楽しくでき、明るい気持ちになった。” “自分ひとりで抱えるのでなく、人の力もひきだしすすめられるようになりたい。”
“日ごろは会社や仕事への不満がつい先立ってしまっていたが、キャリアデザインの意味を知り、これまでをみつめなおすと、実は恵まれている側面も多いことに気づいた。まず、自分の仕事の進め方をもっと見つめ直そうと思った。”
“まずは自分の職場の人たちや家族と、今日学んだことや感じたことを共有したい。社内の女性活躍推進の取り組みにもぜひ活かしていきたい。”
‟業種や規模も違ういろいろな企業の女性と交流しちがった意見をきき、とても励みになった。”
‟「まずは行動してみよう」と思えた。やってみたら違っているかもしれないが「そのときはまた考え、相談し、解決していこう!」とポジティブに考えるようになった。”
本研修では「自らのキャリアと向き合う」という、ともすると重たいテーマゆえに意識変容やその結果としての行動変容が進みづらいことをむりなく進めるため、思考・整理・伝達のコミュニケーション力を促進するグラフィックシート『伝版®』をふんだんに活用します。
楽伝のプログラムでお馴染みの『伝版®』は、株式会社伝耕(注:下記「*参考」の項)が開発。その価値を営利企業のみならず社会貢献活動で利用できるようNPOである楽伝に、伝耕から貸与されております。現在、『伝版®』を活用した教育研修プログラムは、楽伝を通じて「小学生~大学生のコミュニケーション教育・キャリア教育」と「地域振興に関わる社会事業」に、また、株式会社伝耕を通じて営利企業・団体における社会人の人財開発や商品・サービス開発のために提供されています。
NPO楽伝と株式会社伝耕の双方を通じた活動により、『伝版®』はのべ4,300人以上(2017年6月時点)の皆さまに利用いただきました。年々ますますその活用領域が広がっており、両法人の積極的連携により、いっそう多様な皆さまのお役に立つことを実感しています。
本研修はNPO楽伝・株式会社伝耕のいずれのご縁の皆さまにも、活用いただける公開講座の機会です。『伝版®プログラム』にご関心をおもちの方は、ぜひご活用ください。
*参考:株式会社伝耕
2009年、マーケティングを軸に創業(代表:西道広美/楽伝・理事長)。のちにマーケティング視点での人財開発を通じての価値創造のサポートも開始する。伝耕のミッションは「ひきだし、ひもとき、組み立てるためのツールとノウハウを提供する」こと。「人」や「モノ」「サービス」の気づかれていない利点をぐぐっとひきだし、新たな視点で見直した要素を整理し世に問うことをお手伝いする会社として、人財開発、商品・サービス開発のサポートを行う。
*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性に満ち、変化の激しい現代社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。