2016年8月10日

ひとふでんず、水防訓練の会場へ行く

岩手県一関市水防訓練にて「重機一筆書き体験」
by 岩手県建設業協会千厩支部さま

磐井川河川公園にて
7月3日(日)岩手県一関市(いちのせきし)水防訓練(主催:一関市)が、同市を流れる磐井川(いわいがわ)沿いの磐井川河川公園で実施されました。磐井川は北上川の支流にあたり、一関市を流れる大きな河川です。中流には美しい渓谷で知られる厳美渓があります。
 
流域は、古くは戦後間もない1947年(昭和22年)から2年続けて大きな台風(カスリン・カリオン)での洪水により、甚大な被害が生じた経験をもちます。
水防訓練には水防隊(市の消防団)をはじめとする関係機関や団体、市民の方々が参加し、今年度は約600人の皆さんが水防への「技術」
と「意識」を確認する場となりました。

◆ココロに残る体験を
楽伝がかねてよりご縁をいただいている岩手県建設業協会千厩(せんまや)支部さまも訓練に団体参加し、多くの市民がご家族そろって河川公園に足を運び、防災の意識をたかめていただけるよう、子どもたちのココロに残る体験プログラムを実施されました。

1つは災害の予防や万一被害が生じた場合の復旧に働く「重機の試乗」体験。
もう1つは、重機のふくざつな形を、自分の手をつかって描くことを通じて俯瞰できる「重機の一筆書き」の体験です。
「一筆書き体験」には、楽伝が提供するツールの1つで、いろいろなモノを“ひとふでで描くこと”
できるユニークなグラフィック『ひとふんず』を
活用いただきました。

◆ひとふでんず「重機シリーズ」
ひとふでんず』は季節のアイテムから人物や風景画・・・何でもデザイン可能!短くシンプルな線で出来上がるものから、「本当にこれを一筆で?」とチャレンジ精神をかきたてられる、とてもとても複雑なものまで、いろいろなデザインがあります。
今回お使いいただいている重機シリーズは、企画の目的と、対象となる子どもたちの興味や年齢をふまえてアイテムを選定し、難易度を調整してデザインされたものです。

ひとふでんずのスタート地点を表す「黒丸」に始まり、息を詰めてなぞることに集中していた子どもたちがついに終点にたどりつくと、つい先ほど動かした、大きくてふくざつなカタチの重機が、自分の描いた絵として目の前にあります。
ところで、子どもたちの手にかかると同じ重機でも、好きな色やかっこいいと思う色合い、おしゃれな色合わせなど、それぞれ思いつくままに姿が変わり、おとなは重機のファションショーでも見せてもらっているような気分です。

◆カラダ・アタマ・ココロを動かして
バックホー(油圧ショベルの一種)に
チャレンジ!
子どもたちは、見上げるような大きな重機について「よじのぼって乗りこみ、操作して動かし、自分のカラダだけではできない怪力を発揮すること」「その大きな造りを一本線でなぞり、自分の手で1枚の紙の上で把握すること」をひとときに体験します。
カラダ・アタマ・ココロがいっぱいワクワクして、子どもたちはその体験をとりこんでいたことでしょう。

つい夢中に! 気づいたら楽しい♪
そんなひとときの積み重ねが、これからの時代を生きていく子どもたちだからこそ、とても大事な意味をもつのでは?
おとなのファンも多い『ひとふでんず』ですが、もっともっと子どもたちとも出会いたいと思う楽伝です。

【ご参考】
 >>「ひとふでんず、小学校へ行く!(小学生のための『建設業ふれあい事業』)

 >> ひとふでんずってなに
 
*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性に満ち、変化の激しい現代社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。

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