2019年度ダイバーシティ・マネージメント・カレッジ
キャリア構築と向き合う1Dayワークショップ
これはジェンダーを問わず、いまや幅広い世代に身近なテーマですが、多様なライフイベントの影響で「変化」を身近なものとして生きてきたという点で、女性は経験値が高いといえましょう。
自分の暮らし方・働き方に重大な影響を与えうる「変化」と折々に向き合い、キャリアを紡ぐ過程で、女性はだれしも、ときに先例のないなか無意識に手探りで、変化に適応しつつ自分のありようをアップデートしてきました。
その過程で吸収してきたものを、本研修では「キャリア・アダプタビリティを高める」という視点で理論的に再整理し、あらためて自らのキャリアデザインに取り組むことで《キャリア構築力》を磨くことをめざしていただきます。
公益財団法人日本生産性本部(東京都千代田区)が開講して8年目。
主体的にキャリア形成する意欲醸成と第一歩行動に向けたサポートを一貫して目的とし、毎年「時代の変化」を映し、新たな要素を取り入れたプログラムでおとどけしています。
ご受講者の口コミや上司の方の推薦で翌年、後に続く世代の方々が参加なさることもしばしば。多様な組織の中堅の方々から、キャリア構築力を支援する職責にあってこれまでと異なるキャリア開発支援の必要性を感じておられる方々まで、さまざまな方に参加いただいています。
◆今年のプログラムは?
キャリア・アダプタビリティを高める上でキーとなる《開発的ネットワーク》にも光をあて、様々なライフイベントの選択とキャリア形成上の選択を主体的に束ね、力を発揮することをサポートします。水先案内人は 柴山 純(楽伝・理事/株式会社伝耕・人財開発ファシリテータ)です。
◆《開発的ネットワーク》形成の一助に
組織やコミュニティの枠組みを超え、必ずしも身近でない多様な人々との関わりから学びやサポートを得ることが、キャリアを構築する上で、より重要であることが明らかになっています。
直接的学習の機会を提供するに留まらず、《開発的ネットワーク》形成のきっかけとして本研修を位置づけることも、変化に対応するアクションのひとつ。これからの時代に即した外部研修の活用法といえるでしょう。
遠方からの参加や時短利用の方にも配慮した10時~16時のプログラムには、業種や組織の規模を問わず各地から参加いただいています。
異なる経験と知見をもつ、多様な参加者がグループワークを通じてサポートしあい、お互いの学びを最大化します。
《ご受講者の声》
・変化している期待役割を意識して、ひとりで抱えるのでなく、ほかの人たちの力もひきだし仕事を進められるようになりたいと思いました。
・キャリアを考えるという場で、さまざまなライフステージや職位のちがう方々と交流でき、貴重な機会でした。
・組織や業務内容はちがっても、直面している課題には共通点も多く、いろいろな組織の皆さんとアイディアを交換できたことが大変役立ちました。
・グループワークをするうちにいつのまにか、自分とむりなく向き合っていました。つい後回しにしがちなキャリアデザインが、今日は楽しくでき、明るい気持ちになりました。
・まず職場の人たちや家族と、今日の学びを共有します。社内の女性活躍推進の取り組みにも活かしていきたいです。
・やってみて違っていたときはリトライしよう!とポジティブに考えられるようになりました。まず動いてみます。
本研修には、ワークショップでピアと学び合った後に、自分の個別課題に向き合うことをファシリテータが直接サポートする《個別面談》が含まれています(日程は個別にご相談)。
>《個別面談》の活用法はコチラ
◆開催概要
主催:公益財団法人日本生産性本部
2019年度ダイバーシティ・マネージメント・カレッジ
『中堅女性社員のための実践キャリア研修』
*本研修はワークショップ型の1日研修と個別面談(30分間)から構成されます
*1日研修・個別面談とも公益財団法人日本生産性本部 セミナー室にて開催
《ワークショップ》
2019年12月10日(火)10:00~16:00
第1部 変化に対応する人財の持つべき態度・行動とは
第2部 『伝版®』で、キャリアデザイン実践!
《個別面談》 おひとり30分間 *日程は個別にご相談
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◆『伝版®』を活用した人財開発支援プログラム
伝版®の働きについて
日本心理学会第79回大会発表より
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本研修では「自らのキャリアと向き合う」という、ともすると重たいテーマゆえに進みづらい意識変容や行動変容をむりなく進めるため、思考・整理・伝達のコミュニケーション力を促進するグラフィックシート『伝版®』を活用します。
楽伝のプログラムではお馴染みの『伝版®』は株式会社伝耕(注:下記「*参考」の項)が開発し、その価値を営利企業のみならず社会貢献活動で利用できるよう、特定非営利活動法人楽しく伝える・キャリアをつくるネットワークに、伝耕から貸与されております。
『伝版®』は、楽伝を通じて「児童から大学生までの子どもたちへのコミュニケーション教育・キャリア教育」と「地域振興に関わる社会事業」に、また、株式会社伝耕を通じて営利企業・団体における社会人の人財開発や商品・サービス開発のために活用されています。これまでにのべ約4,700人(2019年3月時点)の方に利用いただきました。
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*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性に満ち、変化の激しい現代社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。