2014年12月25日

年末年始休暇のお知らせ

講座を終えて、こどもたちも合流。
2年ですっかり大きく。人数も増えました!
楽伝は、2014年12月27日(土)より2015年1月4日(日)まで、年末年始のお休みをいただきます。 

2014年、楽伝は大学教育の現場、キャリア開発支援の現場、社会貢献事業を支える現場、研究からの学びの現場等々、多様なフィールドに伺い、様々な出会いをいただきました。感謝をこめて、皆さまとの交流からの学びを今後かたちにしてまいります。

楽伝の活動が年を重ねることで、うれしい再会の機会もいただきました。写真はこの12月、2年ぶりに伝版ワークショップに参加された『First Step』の皆さんです。
 
第一子を迎えた女性の方々が参加して2012年に開催された、ライフキャリアデザインを応援する集中講座(東京都西東京市柳沢公民館主催)。その卒業生の皆さんが結成した自主サークルが『First Step』です。知識や情報を共有する月2回の活動では、外部講師を招いたりメンバー自らが講師になり学びあうとともに、メンバー同士が育児やこれからの人生について共感しチャレンジを支えあう強力なサポーターでもあります。

今回は伝版を使ったライフキャリアデザインの集中講座終了から2年経過を機に、「もう1度、やってみたいです!」とのお声をいただき、この機会が実現しました。

伝版®「花」で2年間を祝福!
ご自分の成長を、書いて実感・
メンバーに語って実感・祝福されて改めて実感!
2年間の歩みをお互いに祝福し、あらためてビジョンを描き、行動計画を考えます。机の上には、2年前にそれまでの人生を祝福した伝版®「川」、ビジョンの「木」など、当時の伝版®も登場です。短い時間ながら、もう慣れた手つきですらすらと。ときに悩めばさっとグループでの交流が始まり、またペンが進む。そして全員で祝福し、応援を誓う!本当に体温が上がるような、パワーを感じるお時間でした。

『2年間、自分もみんなもがんばってきたんだなぁ。2年前に決めたこと、計画したことがこんなに進んでいたとは!』『2年前の自分と、今の自分とで、ずいぶん世界の見え方や考え方が広がり変化したことを実感できるよい機会でした。これからの毎日に繋げていくよう、意識していきたいです。』

ご一緒した楽伝理事・柴山純           
『“振り返り”というと、改善点の反省に集中してしまうこともあるようですが、これまでの歩みを“祝福する振り返り”こそ、次へのエネルギーになります。
また今回は、2年を経て「またやりたい!」とFirst Stepの皆さんが自ら“振り返り”の機会をもたれたことが本当にすばらしいですね。伝版®で、これまでを祝福し、ビジョンを再設定、そしてさらなる実践へというサイクルをらせん状に回す皆さんの力強さにほれぼれしました。』と振り返ります。

2015年、新たに出会う皆さまの“らせん”のスタートをサポートさせていただくことも、まわりゆく“らせん”と折々に再び交差させていただくことも、楽伝一同楽しみにしております。

*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性に満ち、変化の激しい現代社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。

2014年12月18日

2015年、そしてさらにその先へ


旧きと新しきものが融合する一心寺に臨んで
楽伝の家は「大阪」の語源となった「逢坂」に
東京・大阪・神戸・岡山とそれぞれに拠点をもち、自在につながって、ひらりひらりと各地へ伺う楽伝メンバーですが、先月は5か月ぶりに一堂に会しました。特定非営利活動法人楽しく伝える・キャリアを作るネットワーク』が発足して2年8か月。さかのぼれば、コミュニケーションのためのグラフィックツール‟「伝版」の会”を設立して丸7年のタイミング。
本年3度目の合宿は、2015年へ、さらにはその先の将来へと橋を架ける時間でした。
 

多様性に満ち、変化の激しい現代社会において力を発揮する人材を育てることを社会への使命とする楽伝が「これから何をしたいか」。想いを広げ、かたちにしていくために、楽伝のDNA=“楽(ラク)に楽しく”がこれからの時代にもつ意味をみつめなおすことにたくさんの力を注ぎました。そして実感するのは “多様性と変化”が日常であるダイバーシティ時代・グローバル時代だからこそ、磨くことがライフキャリアの質に大きく(大げさにいえば生き死にほどに)関わる“態度”=『6C』のさらなる重要性です。
すぐそこに見えてきた2015年には、楽伝がプログラムすべての開発において土台としている、この『6C』についてもご紹介する機会があることでしょう。将来をみつめる合宿を終えて、さらに多くの皆さまとつながることが楽しみになっている楽伝です。

"予定はやるべきことから埋めるのではなく、
やりたいと願うことからくみたてる"
これはそのための特別なダイアリー!
ところで、じわじわと広がっている伝版®ダイアリー」をお使いくださっている皆さま!
師走を迎え、この1年をふりかえり、新しい年を見通したいこの頃ではありませんか?
楽伝メンバー発案の特別な「伝版®ダイアリー」は、4月始まり⇒終わり月は3月ですが、どうぞ、ダイアリーのページをさらにめくってみてください。年度の途中いつにでも「ふりかえりを始め、重ねる」ことのできる伝版®「川」、2015年&2015年度を想い描くための伝版®「木」が用意されています。
ぜひ存分に新年を迎える準備をお楽しみください。


*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性に満ち、変化の激しい現代社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。

2014年12月4日

今年度最終の公開講座、伝版®で考えるキャリアデザイン

2015年1月27日(火) 伝版®を使った『中堅女性社員のための実践キャリア研修』が
東京・渋谷(日本生産性本部)にて行われます
 
グローバル経済や高度にIT化した環境では、仕事のやり方も中身も激しく変化し続けます。個人も企業も、「変化に対応する」未来型へ移行する覚悟とアクションを自ら組み立てていくことが求められています。

このような潮流は当然「キャリア開発」にも大きく影響を与え、“組織が予め定めたレールを与える”を前提とするキャリアパターンであった組織の多くでそれは消失していくでしょう。かわって、新しい道を切り拓くこと(例えば、女性がより大きな責任ある職位へチャレンジする等)も含めた多様な道を視野に入れ、臨機応変に意思決定を重ねて自らキャリア形成する「意識」をもつことが、個人にとって不可欠なものになりました。また、生き方に関する価値観の多様化に伴い、『仕事』との関わり方も多様に。雇用環境やライフステージの変化ほか、とりまく環境の変化に呼応して柔軟にキャリア設計していく「スキル」を、組織に頼らず個人が自ら身に着ける姿勢も重要です。

一方で現実に目を向けると、このような環境変化を頭で理解しつつも、従来型のキャリア観を無意識に思考の前提とするがゆえに、変化に対応できずに大きなストレスを感じたり、仕事にやり甲斐が見いだせない等の支障が散見されます。

“変われ”というは易しながら、事を為すには、個人が変化に対応する人材の持つべき態度を知り、これからこそのキャリア観を考え、自ら拓く力(キャリアデザインする力)を意識する-その始まりとなるきっかけが必要かもしれません。

2015年1月27日(火)中堅女性社員のための実践キャリア研修(東京・渋谷)は、様々なライフイベントの選択とキャリア形成上の選択を自ら束ねて力を発揮し続けていくために、一日職場を離れ、これからこそのキャリア観をもってキャリアビジョンをとらえ直す機会を提供します。水先案内人は楽伝理事・柴山純が務めます。
*本研修は公益財団法人日本生産性本部主催「ダイバーシティ・マネージメント・カレッジ」の一環として開催されます。

プログラムは、思考・整理・伝達のコミュニケーション力をむりなく引き出すグラフィックシート『伝版®』を活用した1dayワークショップと、終了後の個別相談からなります。まずは変化に対応する人材の持つべき態度を知り、キャリアデザインの型を学ぶことからスタート。続いて、多様な組織・専門分野・ライフステージにあるメンバーと交流し、自分と異なる視点・価値観を体感しながら考えることで、自分ならではのキャリア観(働き続けることへの内発的動機)の再発見へ。また、『伝版®』を使いながら、キャリアデザインに仮に取り組む体験を通じて、主体的にキャリアを拓く意欲を育みます。WS後の個別相談では、ビジョン実現に向けた第一歩行動を実行性あるものへと応援します。
くわしくはコチラから 

遠方からの参加や、時間短縮勤務を利用する方にも配慮した10:0016:00のプログラム。公開型ならではのダイバーシティに富んだグループダイナミズムを楽しんでいただけるのも魅力の1つです。当事者である中堅社員の方々から、人事・両立支援・ダイバーシティ推進等の職責でキャリア開発支援のあり方に関心ある方々まで、様々なお立場から参加いただいています。
これまでのご参加者のお声はコチラから

*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性に満ち、変化の激しい現代社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。

2014年11月20日

ダイバーシティを活かす“チームビルディング”

JICAプロジェクトチームの皆さんに“伝版®を使ったチームビルディング・ワークショップ”に参加いただきました

成長著しいインドでは、夢もポテンシャルも桁違い。それだけに一筋縄ではいかないインドでのプロジェクトに取り組むチームの皆さんとご一緒させていただく機会を得ました。
価値観・専門性・キャリアがそれぞれに異なる精鋭メンバーが参集するチーム。メンバー個々の力をチームの力として結集できれば、チームとしての問題解決力が上昇し、プロジェクトの成功確率も高まります。今日はそんな精鋭メンバーの“チームビルディング”のお話です。
 
1017日、楽伝理事・山本由紀子は“伝版®を使ったチームビルディング・ワークショップ(以下、WS)”の水先案内人として、東京都中央区銀座に「インドでプロジェクターを活用した新しい教育ソリューション作りに挑戦している」JICAプロジェクトチームを訪ねました。

2つの組織、株式会社リコー(企業)と公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(NGO)のメンバーからなるこのチーム。今年度、プロジェクトがPhase IIを迎え、両組織ともメンバー交代が重なったことから、今回、一日かけてのチームビルディングWS実施を決定されました。
多様な価値観・専門性・キャリアを内包する8人のチームに、楽伝の体感ワークで「チームを発見し、体感する」一日を過ごしていただきました。

== JICAプロジェクト ==
“地球にやさしい、人にやさしい、知識創造をかんたんに(「リコーバリュー」より)”を掲げ、ビジネスの視点を取り入れ社会的課題解決に取り組む株式会社リコー(企業)と、1919年に創設され90年以上の歴史をもつ、子ども支援専門の国際組織、セーブ・ザ・チルドレンが協同提案し、JICAが主催するBOPビジネス連携促進に採択されたプロジェクト。世界で一番子どもの数が多く、教育への意識の低さ、教育サービス・インフラ・備品の不足により、学校に通えない子どもや中退する子どもが多い環境で、「プロジェクターに、デジタルとアナログのコンテンツを融合させた、生活に役立つ新しい教育ソリューション」作りに挑戦している。「子どもたちのために」を共通標語とし、NGOと企業がそれぞれの強みを活かし、インドの教育課題の解決に全力で取り組み「価値作り」と「持続可能なビジネス創造」の実現に向けブレークスルーを目指す。

◇WSスタート!まずは伝版®「木のシート」での自己紹介ワークから。あるメンバーは「木」を逆さにして“パイナップル”に見立てて自分を表現し、別のメンバーは「木」の豊かに茂る姿を世界地図に見立て、国連機関やNGOでの活動で赴任した都市を順に置き、語りました。
チームはプロジェクトの全体像を共有したのち、伝版®「お花のシート」を使ってワークを重ね、「自分の強みを知る」⇒「互いの強みを知る」⇒「自分とメンバーそれぞれが貢献できることを発見」へと進みます。WS前半ながらすでに、普段の会議や業務での接点ではわからない、各メンバーのユニークな強みが共有され「おぉっ」と歓声があがる場面もしばしば!

◇午後は、ユニークなツール「強みの棒」と伝版®「ジャングルのシート」を使ってさらなる体感ワーク。各々の強みを棒に見立てて3次元化を試みる過程で、異なる強みを活かしあう「チーム力を発見」し、「チームワークそのものを体感」していきます。
 全員でチーム目的を確認し、大切にする4つの価値観を抽出すると、各自の行動計画がすらすらと具体化します。なかには計画実行を待ちきれず休憩中に、ステークホルダーに早速アポを入れるメンバーも!また、チームからひとりひとりに、そのメンバーがチームで発揮する強みをもとにした‟キャッチコピー”が贈られました

◇一日を終えて。。。『みんな個性豊かなメンバーで、なんだかワクワクしてきました!』と、今期から関わる新メンバーのおひとり。『企業とNGO、まったく違う成り立ちの組織だけどこんなに共通点がたくさんあるし、価値観を共有できる』と、皆さん共通の声もあがりました。行動計画の中には「今日確認したチーム目的・価値観・日本メンバーのキャッチコピーを英訳し、写真入りでカウンタパート=Ricoh India/Save the Children Indiaのメンバーにすぐに共有!」というものも。チームの熱気がインドチームに届く日も近いようです。

◇WS終了から数週間。。。PJリーダーでもある田中さんは、『本研修後、メンバーの日々の何気ないメール、発言、行動のひとつひとつに今までにはなかった"意思""力強さ"を感じます。すべては「子どもたちのために」という共通標語のもと、メンバーの「やる気スイッチ」が入り、「想いや意思」がつながりはじめたと実感しています。』とチームの変化を語ります。本格始動したチームのこれからを、楽伝も応援します!


◆◇◆ ひとくちメモ/ダイバーシティ(多様性)を力に変える3ステップ ◆◇◆

皆さんの組織は個々人のダイバーシティを活かしきっておられますか?ダイバーシティを活かすには3つのステップをていねいに踏まえる必要があります。

【Step 1】「違いが在る」ことを知ること

【Step 2】そこにある違いを具体的に知ること

【Step 3】違いを受容し、互いに活かし補いあうこと。


私たちは、自分がもっている固定観念について意外と自覚しておらず、【Step 1】が存外一番の課題かもしれません。
楽伝理事・山本由紀子は、“伝版®プログラムは課題に応じてつねにカスタマイズしています。今回は異組織・多文化な経験をもち、【Step 1】を大前提と認識される皆さんでしたので【Step 2】【Step 3】に重点をおくプログラムをお届けしました。”と振り返ります。
 

*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性に満ち、変化の激しい現代社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。

2014年10月22日

「コミュニケーション教育に資するグラフィックツール」として伝版Ⓡおよび伝版Ⓡプログラムにご関心をいただきました。

~日本心理学会第78回大会(於同志社大学今出川キャンパス)

9月10日~12日、同志社大学今出川キャンパスで開催された日本心理学会第78回大会にて、伝版Ⓡを使ったこれまでの取り組みをお披露目させていただきました。

様々な専門分野の皆さまに出会い、ご意見をいただき、さらなる取り組みへと背中を押していただいたように思われ、京都でさらに元気になった楽伝でした。

1. チュートリアルワークショップ
 (9月10日11:40~12:50)
「ファシリテーションにおけるグラフィックツールの使用の効果」と題した3部構成の場には、心理学、社会学、教育学など多様なご専門領域の研究者の方々・心理臨床の現場やキャリア開発支援の現場に携わる専門家の方々・創造性向上に向けたコミュニケーションの質のあり方等にご関心の高い企業の方々、心理学を学ぶ学生の方など、15名様に参加いただきました。

第1部では、楽伝理事長の西道広美が「なぜ伝版Ⓡを開発したか?」に始まり、楽伝が考えるファシリテーションについて、「ファシリテーターのスタンスと実現すべき場のあり方」を示し、皆さまに「伝版Ⓡ」の特長をイメージいただきました。

第2部では面識のない2人組での自己紹介ワークを通じて、皆さまに実際に伝版Ⓡを体験いただきました。

楽伝理事の柴山純が水先案内人となり、今回は「木のシート」「お花のシート」という2つの伝版Ⓡをお楽しみいただきました。

続いて第3部では、楽伝事務局の吉田純子より「伝版Ⓡのはたらき」と題し、コミュニケーションの機序と照らして伝版Ⓡの使用効果について関連分野の研究結果を交えてご説明するとともに、さまざまな日常の場面でのコミュニケーションの課題を例にとり、伝版Ⓡのはたらきをご紹介しました。

第二部の自己紹介ワークは今回のチュートリアルワークショップの中で、20分未満という限られたお時間ながら、初対面のお二人が伝版Ⓡをはさんで話がはずみ、それまで水を打ったような静けさに満ちていた会場が、お話の時間だけ喧噪の空間に変わってしまったようでした(笑)。

ご自身での体感も含めて伝版Ⓡを受けとめていただき、開発の根拠となった理論や、具体的な方法について活発なご質問をいただきました。

2. 一般研究発表(9月11日)
「コミュニケーション教育に資するグラフィックツール」と題し、伝版Ⓡのねらい、開発の経緯、伝版Ⓡの効果、さらに企業・大学・行政等の分野における実績を含めた概要について、社会・文化分野における一般研究(ポスター)発表をいたしました。

言語教育、臨床の現場、キャリア教育など、コミュニケーションに関心の深いさまざまな分野のご専門家の皆さまに出会い、ご意見をお伺いすることができました。会場の数ある発表の中で足を止め、あるいは楽伝の発表めざしてお越しくださった皆さまに、心より感謝いたします。

楽伝は、今後ともたゆまない実践と研鑽を重ねて、発信する個」をサポートする社会的な存在として皆様のお役に立ちたいと思っております。


2014年9月5日

日本心理学会第78回大会(於同志社大学今出川キャンパス)で「伝版Ⓡ」について発表します。

来る9月10日~12日、同志社大学今出川キャンパスで開催される日本心理学会第78回大会にて、伝版Ⓡを使ったこれまでの取り組みについてお披露目させていただく機会を二回頂いております。


学会初日の9月10日、チュートリアルワークショップ「ファシリテーションにおけるグラフィックツールの使用の効果」と題し、伝版Ⓡを体験していただきながら、ファシリテーションにおける活用についてご紹介させていただきます。

次に、翌11日には、伝版Ⓡのねらい、開発の経緯、伝版Ⓡの効果、さらに企業・大学・行政等の分野における実績についての概要を「コミュニケーション教育に資するグラフィックツール」と題し、社会・文化分野において一般研究(ポスター)発表をさせていただきます。

楽伝が取り組んできたファシリテーション現場でのあれこれを広くご紹介させていただくことで、この方面にご興味のある方々に出会い、いろいろなご意見をお伺いすることができるまたとないチャンスになるのでは、と楽しみにしております。

日本心理学会代78回大会のWebサイトはこちら


会場の様子やいただいた学びにつきましては、また楽伝のサイトでご紹介させていただく予定です。

2014年8月20日

“伝版®で考える、キャリアデザイン実践研修(公開型)”

ダイバーシティ・マネジメント・カレッジで今年も開催

楽伝の思考・整理・伝達を促進するグラフィックシート『伝版®』を使ったキャリア支援ワークショップ(以下WS)はこれまでに、企業や自治体、大学等でのべ2,000名様以上にご利用いただいています。今回は、この“伝版®を使ったキャリアデザインWS”を体感いただける公開型の機会をご案内します。

*9月2日(火)中堅女性社員のための実践キャリア研修
                                                              (公益財団法人日本生産性本部/東京・渋谷)

様々なライフイベントの選択とキャリア形成上の選択を束ね、女性がいきいきと力を発揮し続けていくために、一日職場を離れてキャリアビジョンをとらえ直す機会を、楽伝の理事がファシリテーターを務めて提供します。

時間短縮勤務をご利用の方や遠方からのご参加にも配慮した10:00~16:00のプログラム。公開型ならではのダイバーシティに富んだグループダイナミズムを楽しんでいただけるのも魅力の1つです。昨年度も全国各地の様々な業種(金融、製造、流通、エネルギー等)から、20代~50代まで様々なライフキャリアステージにある皆さんが参加されました。中堅社員の方々や、人事・両立支援・ダイバーシティ推進等の職責でキャリア開発支援のあり方に関心をおもちの方々など、様々なお立場から参加いただいています。

プログラムは、思考・整理・伝達のコミュニケーション力を自然に引き出すグラフィックシート『伝版®』5種類を活用したWSと、終了後の個別相談からなります。他組織で働く女性たちと交流しながら、まずは自らの人生観に紐づいた仕事観(働き続けることへの内発的動機)を再確認し、主体的にキャリア形成する意欲を育みます。その上でキャリアビジョンを描き、ビジョン実現への行動計画策定へ。WS後の個別相談では、講師が行動計画を実行性あるものに磨くことを応援します。

さらにくわしくはコチラから
















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◆◇ これまでのご参加者の声 ◆◇
*「まず“これまで”をとらえなおし、その上で“これから”を描く、とステップを重ねることで、自分をむりなく見つめられました。今まで難しいと感じていたキャリアプランの作成が、今日はとても楽しくでき、自分の課題が見えました。」
*「ひとりでモヤモヤしていたことを話し合え、まずはやってみよう、違っていたときはまた考え、相談し解決していこう、とポジティブになれました。」
*「今日のように立ち止まって考える時間が本当に必要でした。皆さんのアクションプランやありたい姿の発表をきき“こんなにがんばっている人がいる”と前向きになれました。」
*「両立支援担当ですが、今日は自身をみつめる機会になりました。これからのキャリア開発には、ワークだけでなくライフの視点を組み込んでキャリアビジョンを描く仕組みが必須ですね。」
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◆◇◆ ひとくちメモ ダイバーシティとキャリアデザイン研修 ◆◇◇ 

ダイバーシティ(多様性)を組織の個々人が受容し活かす上で欠かせないステップは「そこにある違いを知ること」。それは「自分を知ること~他者との関わりの中で自分を知っていくこと」から始まります。ですから、自分再発見の場であるキャリアデザイン研修が、ダイバーシティ・マネージメント・カレッジの一環であることはとても自然なことといえます。

*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性に満ち、変化の激しい現代社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。

2014年7月22日

ダイバーシティ&キャリア、「ダイバーシティ社会論」実践女子大学人間社会学部にて

日用消費財メーカーの企業広報の職にあった頃のことです。「ダイバーシティ」という言葉をようやくメディアに初掲載いただいたのはちょうど10年前でした。もちろん「ダイバーシティ(多様性)」という注釈つき、いや、「多様性(ダイバーシティ)」だったかもしれません。最近、メディアで「LGBT」という言葉をみるようになって、この10年前のできごとをよく思い出します。メディアに掲載されるまでに長い道のりがあり、掲載されたのち社会に理解が浸透していくまでにも長い長い道のりがある、と。

その「ダイバーシティ」も、いまや大学で独立した講義科目となる時代です。実践女子大学人間社会学部では、鹿嶋敬教授による「ダイバーシティ社会論」が展開されています。ジェンダー・ダイバーシティに焦点をあて、企業関係者や実務家、官界の政策担当者や大学・シンクタンクの研究者等が週替わりで教壇に立ち、ダイバーシティ推進に関わる多様な取り組みを俯瞰できる贅沢なプログラムです。行政職員や企業関係者など、学外の聴講生が絶えないのもうなずけます。

今年度の「ダイバーシティ社会論」後半の回(7月2日)を、楽伝理事である柴山純が担当させていただきました。それまで10回にわたり、多様なダイバーシティ推進の事例から基礎知識と広範な情報を得て、取り組みに関わる方々の情熱や仕事観を感じてきた学生さんたち。だからこそ、そろそろ楽伝の出番というわけです。あふれるほどの「自分の外側の世界に関するインプット(入ってきたもの)」を参照しながら、“ダイバーシティ社会を生きていく自分のキャリア”をひとときみつめる機会とさせていただきました。

いつもは「話を聴く」立場の学生さんたちですが、この日ばかりは、120人ほどの学生さんが伝版「お花のシート」を使いながらペアになって交流し、全体発表へと、「発信する」立場にもなっていただきました。いつもと異なる役割にも戸惑うことなく一気に盛り上がって交流されたのは、伝版を使ったプログラムのパワーばかりでなく、皆さんが第一線で活躍される講師の方々からそれだけ多くのことを受け取ってこられた証でもあったでしょう。


「社会を学ぶ」は「自分を知る」とともにでこそ。「自分を知る」は「社会に発信する」への準備体操。これからも、たくさんの若者とご一緒していきたいと実感する午後でした。

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 ■□ご担当 鹿嶋敬教授のお声□■
 「柴山さんの授業の進め方が、学生には新鮮に映ったようです。学生が終了時に記入したリアクションペーパーには、ペアワークをすることで自分とは違う価値観に接することができた、ワークを通じ今までの講義全般を振り返ることができた等々、新たな自分発見、大学生活再考等に関する意見が寄せられました。」
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*楽伝は、多くの情報・知識を受け取る立場にある学生の皆さんが、「学び」を自分の生き方・働き方に活かしていくことを応援する「授業支援」を大切にしています。現場の先生方とご一緒に、対象となる学生の皆さんの状況をふまえ、伝版Ⓡを使って思考を深めたり、交流を深め、発信を促進する学習プログラムを作りあげることに力を入れています。

2014年5月12日

5年後のなりたい“わたし”発見セミナー(生活協同組合パルシステム東京様主催)  ~2019年、●歳のわたしに向かって~

これからの人生、何を大切にしていきたいですか。忙しい毎日、自分のことを考える時間はなかなか取れないもの。ちょっと日常をはなれ、人生を自分自身でデザインすることを応援してくれる場にでかけてみるのもいいかもしれません。伝版®はそんな場‐5年後のなりたい“わたし”発見セミナー(主催:パルシステム東京)でも長年お使いいただいています。

ところで5年後のなりたい“わたし”発見セミナーとは?ちょっとご紹介しましょう。

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「おはようございます!」これまでに集まったのは
20~60代まで幅広い世代の方々。お子さん連れの方、ひとりぐらしの方、孫が3人いるんですという方も。ご夫婦での参加もありました。
みなさんを迎えるのは、きれいな色の花びらが描かれた伝版®「お花のシート」、そしてカラーペン、かわいい形のふせんまで。“楽(ラク)に楽しく”がモットーのライフキャリアデザインのはじまりです!


 好きな色を手にとって、最初の花びらにのせるのは「ほめられてうれしかったこと」。―「えっ、ほめられたことなんてあったかしら」そう遠い目になりつつも(笑)、ほめられた言葉を思い出し、表情もつい和みます。さらにお隣さんとその幸せをわかちあい、気づけば会場は笑顔と温かな雰囲気に包まれていました。さて、次の花びらは?少し考えペンを動かし、また少し考えて・・・。

自分のことを考える、って、つい同時にいろいろを考えたり、気もちが先だって考えを整理しづらいもの。でもご安心を!花びらごとのお題が、なりたい“わたし”を考える道案内をしてくれます。
「へぇ、なるほど~」-交流タイムにはこんな声も…。様々な世代・考えの人が集っているから違う角度からの話が聞けたりもするのですね。「私だけじゃないのね」-こちらのグループは共感の思い。

「お花のシート」で人それぞれのなりたい“わたし”が少~し見えてきたら、続きは、もう1つの伝版®「発芽のシート」がお手伝いします。小さな芽を出した種のイラストに、まずの一歩のプランをのせていきます。お茶菓子もいただきながらの2時間30分-意外とあっという間のようです。

■□ご参加者の声より□■
“やさしい雰囲気の場で、リラックスして過ごせました。”
“頭でぼんやりと考えていたことを文字にしたら、実際に行動したくなりました。『お花』と『発芽』のシートを宝物に、『花』を咲かせ『芽』を育てていきたいです。”
“自分にもできていることがあるんだなぁと思え、少し「これから」がみえてきました。”
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今年の5年後のなりたい“わたし”発見セミナーは、6月20日(金)東京都消費生活総合センター(飯田橋)・7月 2日(水)東京ウィメンズプラザ(表参道)で開催です。このセミナーは生協パルシステム東京の組合員さんがお申込みいただける企画です。組合員さんと同伴で、ご家族やお友だちも参加いただけます。詳細及びお申し込みは、上記の各日程をクリックしてご覧ください。


パルシステムとは?-1都9県で活動する生協グループ。「組合員が10人いれば10通りのくらしがある」として、「安全で安心な商品」の宅配から健康、環境、住宅まで、組合員さんを支える。このセミナーを主催する生活協同組合パルシステム東京は、東京都内の組合員さんのくらしに寄りそう。商品を供給するだけでなく、くらし方・生き方を応援する活動に力を入れており、このセミナーもすでに8年目を迎える。

2014年4月9日

伝版ダイアリー2014年度版 発売

「木」や「でんでんむし」、「お花」といった自然のモチーフを、楽しくきれいなグラフィックにした『伝版』のダイアリーが今年度も登場しました。

「伝版ダイアリー」は、予定や情報の管理のほか、プランづくりや、アイデアやきもちの整理にも便利。スケジュール帳として、日記帳として、はたまたカレンダーとして、お好きなように使っていただけます。

今年度版は、少しでも多くの方にお使いいただくべく、より持ち運びやすく・より書きやすく・よりハードな使用に耐えるつくりとなってリニューアルいたしました。












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仕様:
A4サイズ
-4月始まりの年度ダイアリー(2014年4月~2015年4月)
-綴じ込み式の半透明カバー
-伝版シールつき
-4月1日以降:定価2,160円(税込)+送料360円 2,520円  
   *5冊まで1個口送料でお送りできます。
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伝版ダイアリー2014年度版をご入り用の方は下記までお知らせください。

 Mail:info@rakuden.or.jp
  facebook: https://www.facebook.com/nporakuden

2014年3月11日

いよいよ、なりたい私へのアクションプラン創り! 早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンターで

早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)の公開講座 - 早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンターで -
キャリアデザインの総まとめ

「WAVOCグローバルセミナー :新興国(BRICs)で働きたいあなたへ グローバル・キャリアへ向けたアクション・プラン」の一環で、昨夏から伝版®を使ってキャリアデザインを進めてきた学生さん。これまでのワークショップでは伝版® 「花のシート」「木のシート」を使い、2013年7月には夢につながる思いをひもとき(詳細はコチラ)、9月には5年後のVISIONを描きました(詳細はコチラ)


10~12月はインドを拠点にグローバルな活動をされている企業の方々、NGOや独立行政法人の方々をゲスト講師に迎え、視野を広げてきました。

発芽のシートでVISIONをイメージ


いよいよ、年が改まった1月は再び伝版®を使って「キャリアデザインの総まとめ」です。

今回使った伝版®は「発芽のシート」。VISION実現に向けた「3年後の自分」をイメージし、今後6か月と次の1年のアクション・プランを創りました。7月に続き、楽伝の理事・山本由紀子がファシリテーションを担当しました。



【 参加した学生さんの声 】


なりたい姿に近づくために
  • 「発芽のシート」を書いたことで、将来の夢や目標に向けて何をすればいいのか見えてきてました。
  • 自分自身と向き合う時間は正直苦手だけど、夏休み前に描いた伝版も見ながら改めて考えるとてもいい機会となりました。
  • 将来の夢を語るメンバーの表情はすごくカッコ良くて、すごくイキイキしています。自分の描いた夢を語って、メンバーの将来像を共有する時間は、私の一番好きな時間です。
  • 講師の方々に影響を受けた面も、自分の核として変わらない重要な面も、メンバーとの話し合いを通して見つけることができたと思います。これからも「5年後の私」を新しくしていき、自分のなりたい姿に近づいていきたいです。
  • 発案し、現状認識し、到達目標を設定する。
    具体的なアクションを立て、戦略を練る・・・ワークショップ全体を通して「なりたい自分プロジェクト」という企画書をつくっていたような感覚です。これからの「実行」がプロジェクト本番。動いていきたいと思います!



*1月ワークショップのいきいきとした様子は、早稲田大学のホームページにあるWAVOCレポートでどうぞ。


続いて2月には、VISIONとアクション・プランの発表会が行われました。「発芽のシート」を手に「なりたい自分」を熱く語る学生の皆さん。インド、日本各地から電話会議形式で参加のゲスト講師陣からは率直かつ、ときに辛口の熱いコメントが返され、「なりたい自分」とそこにむけたアクション・プランを深めるまたとない機会とりました。



楽伝の理事・山本由紀子は、発表会の様子を次のように振り返っています。



講師も熱が入ります
みなさんが、思いのこもった自分の言葉で語っておられたので、私たちゲスト講師も思わず熱が入りました。伝版を使ってご自身の深いところにある「気持ち」を真摯にひもといてこられたからこそ、「思いを伝える(発信する)」ことができるようになられたのでしょう。

ぜひこれからも自分の思いを、ひきだし、ひもとき、組み立てて、夢の実現にむけてどんどんコミュニケーションをとっていっていただきたいですね。




*2月発表会の熱い模様が目に浮かぶようなWAVOCレポートはこちらでどうぞ。

2014年2月14日

日経DUALで、トヨタファイナンス様による伝版プログラムの利用が紹介されました

”男性上司と社風を変える トヨタファイナンスの挑戦”。

日経DUALで、トヨタファイナンス様の、女性活用の取組が掲載されています。

同社では「伝版」のプログラムを採用し、女性社員のキャリアの棚卸しや将来のビジョンをイメージするワークショップが行われました。

老若男女を問わず、楽しくお使いいただける伝版のツール。
ワークショップを担当した楽伝の理事柴山純は、伝版を用いたワークショップの様子を、次のように話しています。


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"伝版って、白い紙やふつうのワークシートとちがって 書きたい、もっと書きたい!という気もちにいつのまにかなるんですよ。"
"書いた伝版を見ると、 今まで自分のことわかっていなかったな、と思いました。"
"仕事、会社、そして職場の仲間への感謝のきもちがわいてきました。"

ワークショップ終了後、そんなお声をよく耳にします。


一般に「キャリアの棚卸し」というと、性別や年次、職位、職責を問わずなかなか重たい作業に感じる方も多いものです。



「伝版を使ったプログラム」をキャリアデザイン研修に活用いただくことで皆さんが楽(らく)に楽しく棚卸しし、自分を見つめやすくなれば、自分本来の仕事観が明確になり、結果として組織のビジョンとのすりあわせが進みます。

トヨタファイナンス様では、そうした伝版とそのプログラムの特性を、上手に社員の方々の働くモチベーション向上に活かしていただいていると感じています。


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2007年に年間5人程度だった育児休暇取得者が、2012年には50人以上と、10倍以上に増加したトヨタファイナンス様。

育児休業を終えた女性社員が、復帰後の生活のシミュレーションをし、生活の細部まで上司と共有する仕組みを導入するなど、「女性のキャリア形成支援」と「仕事と家庭の両立支援」という両輪の取り組みを行っておられ、注目されています。



2014年2月10日

伝版ダイアリー、今年4月に生まれ変わります

「夢を叶える伝版ダイアリー」
おかげさまで昨年度の分は完売しました。

2014年4月から始まる版は、新しい仕様で作成準備を進めています。

昨年とは、ちょっと違う形で、さらに使いやすいように創る予定です。


ダイアリーは毎日、そして1年間持ち続けるもの。

愛着の持てる素材を使いたいと思っています。



また、耐久性・コスト・使用感(書いた文字の裏移りなど)など、考えることはたくさんあります。

紙選びはこれまでも課題だったのですが、今年はプロの力を借りています。
写真は、現在候補になっている素材です。

少しでも多くの方にお使いいただけるようにと、厳選していきます。

新しい伝版ダイアリーに、ご期待ください。


紙選びは慎重に

毎日のダイアリーだから、使用感がカギ

2014年2月3日

新春合宿: 楽伝のプログラムをさらに強化。担当者で熱く語り合いました。

2014年1月6日から7日まで、楽伝プログラムの各担当者が一同に会しました。

ふだんは、東京や岡山、またインドなど各地でばらばらの楽伝のメンバー。
今回は、大阪の黄色い家に集結して、合宿です。

社会人・女性向け・子ども向けに楽伝のプログラムはありますが、各担当者は、楽伝が目指す「人」「キャリア」は何かを再確認し、各プログラムのブラッシュアップを目的に、語り合いました。

今年もまた、伝版を多くの方に使って頂き、自分自身をひきだして、ひもといて、組み立てるお手伝いをしていきたいと思います。

アイデアがどんどん生まれます (木のワーク)
東京・岡山・インドから知恵を持ち寄りました
検討されたプログラムは、様々な分野に及びます
自分たちの思いも、引き出し、ひもとき、組み立てて
成果が見えてきたかな
お疲れ様です。今年ますます広がっていきますように!

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