2015年3月26日

実況ルポ:『伝版®ダイアリー』お仕立てワークショップ

五感フル稼働で仕立てたものは“ダイアリー以上”でした
 
3月22日(日)春到来、彼岸の昼下がり。

My『伝版®ダイアリー』完成!
大阪・天王寺区にある和紙専門店「和紙のお仕立荘」にて『伝版®ダイアリー』お仕立てワークショップが開催されました。四天王寺や一心寺をはじめ、数々のお寺さんの集う近辺は、彼岸参りの人々で通りがぎっしりうまるほど。 出店も立ち並び、どことなく懐かしい、お祭りのような賑わいぶりでした。

「和紙のお仕立荘」はそんな賑わう通りに木戸をあけ放っていて、通りがかりの皆さんがふらりふらりと入ってくるのでした。
お客さんたちは木の棚に数々並ぶ、使い勝手もデザインもよい、こだわりの和紙製品を眺めるうち、なにやら楽しい和紙の話を耳にします。気づけばご店主がとなりでおしゃべりをしているのでした。

その2階。階下の入口から高い吹き抜けを、春風が木組みの色あい美しい天井まで昇ってきます。さぁ“やりたいと願うことをまず大切に”を応援する『伝版®ダイアリー』お仕立てワークショップのはじまり、はじまり~。

◆お仕立ての工程
 1.紙選び:表紙や中表紙にする和紙を選ぶ
 2.箔押し:『伝版®ダイアリー』のトレードマーク「お花」を表紙に押す
 3.製本:表紙と、ダイアリー部分の中紙一式とを綴じあわせ、裁断して仕上げる

1.紙選び
“梅の花”の透かし紙は縁起もの♪
まずは、1948(昭和23)年創業の和紙卸商「和紙のお仕立荘」ご店主オオウエさんに『伝版®ダイアリー』にと用意してくださった和紙たちを紹介いただきます。淀川のヨシを使って福井県で漉かれた「ヨシ紙」や岐阜県の「美濃和紙」など。どの和紙も、ボールペンなどの筆記具で存分に「書く」を楽しめることはオオウエさんのお墨付き!
中表紙用には“花ぐるま”の透かしや“梅の花”の透かしの入った美しい和紙も。“梅の花”の透かし和紙は、岐阜のメーカーさんがご友人の結婚式のためにデザインしたものがあまりに出来がよく商品化されたとか。なんだか縁起がよさそう。

紙選び、迷うも楽し!
それぞれの和紙は、手触り、色あい、透かしの具合など、参加した皆さんの予想をはるかにこえてさまざま。なでたり、透かしたり、ダイアリーとなる中紙一式に重ねてみたり。五感をフル稼働して選びます。ただ「紙を選ぶ」作業ながら、自分のこだわり、大切にしたいこと、好奇心を刺激されることなど、自分を確認するひとときでもあったような。ちなみに、眺めて触れて一瞬で一番先に決めたのは4歳の参加メンバーでした。

2.箔押し
選んだ和紙の表紙に、専用の機器をつかって『伝版®「お花」を箔押しします。ご店主に指南いただきながら重みを載せて
“はい、ぐ、ぐーっ”
“はい、ぐ、ぐーっ”
1つの正解となるやり方があるわけでなく、それぞれの和紙の構造と箔押しする人の力や性格との遊び算で、自分が思う加減を「選び」ます。できあがりは10人10色の味わい!

3.製本
いよいよ、1)箔押しした表紙、2)透かし模様入りの中表紙、3)ダイアリー本体となる和紙たちを綴じます。今回は縫い綴じにプロの手を借り、参加メンバーは裁断工程に専念!ご店主の指南を受け、自分で裁断器のスイッチを。取り出せば、この世に
たった1つのMy『伝版®ダイアリー』の完成です。

いよいよ、仕上げの裁断!
愛おしいような、誇らしいようなきもちでいっぱいになるのは、
自分で選んで創り上げた愛着からでしょうか?

参加メンバーからお便りをいただきました。掲載に賛同いただき
ましたのでご紹介します。

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毎年、お世話になっている伝版ダイアリー。

年ごとに、紙質や綴じ糸など工夫を凝らしていただいていましたが、今年はなんと、自ら「お仕立て」できるというので、喜び勇んで参加させていただきました。

準備いただいた表紙用の和紙は4,5種類あって大変迷いましたが
この迷うプロセスこそが、お仕立ての醍醐味。

和紙は「手」でも味わうものなのですね。
手触りは、洋紙とちがって、裏表で大きく異なります。
色や柄に目を奪われがちですが
私は「手」の味わいを大切にして、表紙にする和紙を選びました。
ちょっと厚みのある滑らかなタイプです。

「和紙のお仕立て荘」
和紙の伝統を22世紀へ!
プロの方にお手伝いいただきながらも、
紙を選んで、箔押し、製本へと、
自分の手で仕上げたダイアリーは愛着ひとしおです。

店主さんやご一緒に参加された皆さんと
“こっちの紙は光に透かすとキレイ”とか
“こっちの紙はキラキラしてるよ”なんて
紙のあれこれを語りつつ和紙を味わい尽くす体験も、
とても貴重なものでした。

さあ、今年度のダイアリー、どこから描きましょうか?

・・・・・・・・・・・

1年が巡ったら再び集って、それぞれの来た道を語り合いたい、そんなきもちになって解散した一同でした。
 
*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性に満ち、変化の激しい現代社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。

2015年3月12日

予約〆切間近!夢を叶えるためのお道具『伝版®ダイアリー2015』


注文をいただいてからひとつひとつ心を込めてお作りします

予定は「やるべきこと」から埋めるのでなく「やりたいと願うこと」からくみたてるべき、と信じる
楽伝が開発したお道具『伝版®ダイアリー』。
 
完全受注生産で、ただいま予約受付中。3月20日(金)受付〆切です。

発行5年目を迎え、継続して愛用する方も多い『伝版®ダイアリー』。
長年のユーザーさんたちからは、『伝版®』を書き込みながら過ごすことで・・・

“ダイアリー巻頭の「木」に描いたビジョン(ありたい姿)に向けて「自然に行動したくなる」⇒「行動した結果を振り返りたくなる」⇒「振り返っての発見を活かしてまた行動したくなる」⇒「たいていの目標が前倒しで実現する!」”

ということから“夢を叶えるダイアリー”とも呼んでいただいています。

月毎のページには「お花」の伝版®が(写真は2014年度版)
2015年度版は「木」や「お花」「川」といった自然のモチーフを楽しくきれいなグラフィックにした『伝版®』をいっぱいに使ったデザインはそのままに、新たな試みとして、
素材に日本の伝統文化=“和紙”*を採用して
制作します。

“和紙”は、1948(昭和23)年創業の
和紙卸商・オオウエさんにお願いし『伝版®ダイアリー』の使い方をふまえて厳選していただきました。
「ボールペンで書ける」「透ける」など和紙の有り様をいろいろに楽しめる、オオウエさんの和紙で、『伝版®ダイアリー』の楽しみ方がまた増えそうです。オオウエさんには、ご自身が手掛ける和紙専門店「和紙のお仕立荘」での伝版®ダイアリー』お仕立てワークショップ(主催:楽伝)開催にもご協力いただいています。

*“和紙” (日本の手漉和紙技術):2014年11月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)による無形文化遺産登録を受ける。薄くて丈夫、かつ美しいという特徴から、何かを書きつける対象としてだけでなく、懐紙として、また障子やふすま、照明など、日本人の生活の隅々で役割を果たしてきた歴史をもつ。
 
予定や情報の管理はもとより、プランづくりや、アイデアやきもちの整理にも便利。スケジュール帳、日記帳、はたまたカレンダーとして、お好きなように使っていただける『伝版®ダイアリー』。

完全受注生産で予約受付中です。*3月20日(金)受付〆切* 
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1年の振り返りには「川」の伝版®を(写真は2014年度版)
2015年度『伝版®ダイアリー』仕様:

 A4サイズ
 ・4月始まりの年度ダイアリー
     (2015年4月~2016年4月)
 ・綴じ込み式の半透明カバー
 ・中素材は和紙
 ・価格:3,240円(税込)
      +送料(360円)
  *5冊まで1個口送料でお送りできます。

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◆お申し込み方法

伝版®ダイアリー』2015年度版をご入り用の方は下記までお知らせください。

 Mailinfo@rakuden.or.jp
 
 facebook:  https://www.facebook.com/nporakuden

*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性に満ち、変化の激しい現代社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。
 
























 
 

 


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