2018年2月22日

訊きたいこと、伝えたいことがあると?!

後編開催報告『えいごインプロで国際交流ワークショップ』 
 1/21/2018 @ 大阪市阿倍野区市民学習センター

前編に続き、1月下旬に開催された小3~高1の子どもたちやおとな、留学生がまじっての2018年最初のらくでん式・英語インプロワークショップ後半の模様をご紹介します。

会場では引き続き、カラダをつかったワーク「あいさつリレー」が進んでいます。
前編でご紹介した"How are you?”の次は・・・
" What are you doing?(何してるの?)” をつかったやりとりです。

英語表現だけでなく日本語でもやってみます。
「“なにしてんの?”ってきかれたらふだんどういう?」子どもたちに友だちとの会話でつかっている言葉をたずねると「“ごはんたべてるんやしー”みたいな感じやな」と地元の言葉でおしえてくれる子どもたち。
すっかり先輩顔(笑)で、留学生のふたりに「これ、つこてみー(この表現、つかってみれば!)」と地元言葉でのスキットをオススメ。日本語を勉強中で、さまざまな地域の言葉にも興味津々の相手もノリノリです♪

しばらくすると子どもたちの方から質問が。

「アラビア語ではあいさつってどういうん?/How do you say ~ in アラビア語?」
急きょアラブ首長国連邦(UAE)出身の彼を先生に迎えてアラビア語講座となりました。

Alsalam!とよびかけAlaikum!とこたえるやりとり(右の写真)を紹介してもらいました。あいさつとして定着しているフレーズですが、「世界に平和を!」という意味をもつ言葉だそう。あなたにも平和を!”「へぇーっ」と心に響いたメンバーでした。

訊きたいこと・伝えたいことがあると、まるでカラダの中からおしだされてくるように自然とおしゃべりがでてきますね。「完璧な文章じゃないけど、話すことばが違っても気持ちが伝わる!」気持ちの入った生活言語としての母語と、外国語表現を一緒に使ううちに、異言語への垣根(ハードル)が低くなっていきます。

◆留学生にきいてみた!
さて次のワークでは、留学生のおふたりにそれぞれのお国についてお話をうかがいました。
今回参加してくれたのは、インドネシア出身のバンドゥンさんとUAE出身のアブドゥラさん。ふたりとも日本語を勉強するために留学中です。あらかじめお国紹介のプレゼンテーションを準備してきてくれました。

そもそも世界のどこにある国か?に始まり、「らくだ」がペット!食用「らくだ」もいる?!日本語で「YES」の意味をもつ言葉が、別の言語の「NO」の響きにそっくり?!結婚相手は●人?!などなど。食べ物のこと、暮らしのこと、言葉のことなど、知らなかったことがいっぱい♪

知らなかったことを知るって楽しいなぁ。おとなたちも、実際にその国の方がくわしく語ってくれると、知っていたことでもまだまだ奥の深いことに気づいたり、新しい発見があって興奮しました。
お国紹介のあとは質問タイムです。

「国旗の意味は?」「なにがきっかけで日本に興味をもったの?」「なぜ留学先に日本を選んだのか?」

アブドゥラさんとバンドゥンさんの思いをうかがうキャリアインタビューのような一幕も!また、ふたりに学ぶばかりでなく、留学生の皆さんが関心ある日本と日本語についてもどんどん質問してもらい、お互いにおみやげのある時間となりました。

◆もっと学びたくなる、もっと磨きたくなる、そのための素地を
外国に行くまでもなく異文化共生社会な時代です。それぞれの国・地域の文化を背景に、違う価値観をもつ人々と接する中、白黒はっきりした答えが初めからあるような場面はほぼありません。その前提で、自分と違うだれかと“つながって”みて、互いの違いを認識して活かし課題に取り組んでいくのが、生き抜いていくということなのでしょう。

英語はその“つながる”のためのひとつの道具。そして、極々近い将来AIによる外国語に関する補佐機能は急速に向上し、身近に利用できるものとなりますが、そのこと=“つながる”にはあらずですね。道具は使い手の意思とスキルあってこそ活きるもの。まずは“伝えたい”を持ち、伝えられる自分であってこそ!

◆“伝えたい”を持ち、伝えられる自分へ
学童期や青年期にある子どもたちが、コミュニケーションのひとつの道具として英語をまずは身近に感じ、もっと学びたくなる・磨きたくなる素地が育まれるといいですね。もちろん、子どもたちにかぎらず、いくつのおとなも!

今回参加したメンバーが感じた「完璧な文章じゃないけど、言葉が違っても気持ちが伝わるね」という感覚や、自分の国とは違うものに「へぇーっ」と互いに興味をもって「質問したくなる」「教えたくなる」体験は、「“伝えたい”を持ち、伝えられる自分」を耕すきっかけになるでしょう。

らくでんはこれからも、我々自身も含めた人間が「“伝えたい”を持ち、伝えられる自分を育むこと」を応援していきます。この春休みには大阪エリアで12日イングリッシュキャンプも開催します。英語インプロワークショップや留学生との国際交流でウォーミングアップをして、インタビューツアーにチャレンジする楽しい企画🎶小学3年生~中学3年生までのお子様がご参加いただけます。くわしくはコチラ

>>子どもたちが「英語」を学ぶ意味のお話はコチラ
>>春休みイングリッシュキャンプ for Kids(大阪 4/5-6)はコチラ

◆遊んで身につく、英語即興ワークショップ
らくでん式・英語インプロは、即興演劇(インプロビゼーション)の手法を使って、英語とコミュニケーションが楽しくなる―「自ら学び続けたくなる気持ち」を養うプログラムです。

インプロとは、ある設定下で自分が伝えたい内容を即興的に言葉と体で表現すること。やってみたことのすべてが受容される空気感の中、リフレクションを交えながら、インプロの要素をむりなくとりいれたワークに取り組むうちに・・・ 
・自分とは“違う価値観をもつ人間”を知らず知らずに想定しながら、適切な表現を開拓していく
・多種多様な人々の中で生きるために必要な心身の“かまえ”を経験し、身に付ける
・自分に根差さない言語を借り、まるで「セリフ」のように使うことで、『思いきって』自分の感情を表現・発信する
など、アクティブラーニングが進みます。

◆文法項目に親しむプログラムも
これまでご紹介のとおり、ワークショップは企画の目的と対象メンバーに応じてさまざまなテーマ設定が可能です(ご参考:下記「これまでのワークショップ開催レポ」)。
また、現在の中学1年生の文法学習項目を目安に、子どもたちがつまずきやすい文法項目をとりあげたらくでん式・英語インプロ《楽しく慣れ親しむシリーズ》もあります。

《楽しく慣れ親しむシリーズ》は、子どもたちがつまずきやすい文法項目として「3人称」「過去形」「未来形」「疑問詞Who/When」「疑問詞What」「疑問詞How」を各回で取り上げる6回シリーズ!主に、小学3年生から中学1年生を対象にした英語インプロプログラムです。

らくでん、今年も様々な地域・コミュニティとつながって、子どもたちからおとなの皆さんまでご一緒してまいります!
 
>>ご参考:らくでん式英語インプロ開催レポ
◆大阪市阿倍野区「国際交流ってなんだろう?(前編)」
◆大阪市阿倍野区「英語ゲームで世代・国を超えて楽しく交流ワークショップ
◆大阪府泉南郡 「中学生とインドネシアからのみなさんと!
◆福島県白河市 「えいご、たのしかった!(前・後編)」
◆大阪市城東区 「生き抜くための“コミュニケーション能力の素地を養う”
◆大阪府貝塚市 「なりきり英語ゲームでハロウィン
◆大阪市天王寺区「まちがったら、おもしろくなる!(前・後編)」
◆大阪市天王寺区「カラダとココロを動かし、未知と向き合う力を養う
 
*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性に満ち、変化の激しい現代社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。

 

2018年2月16日

参加者募集✦『春休みイングリッシュキャンプ for Kids(大阪)』

《らくでん式英語インプロ》+《インタビューツアー》
外国人留学生と一緒に学び合う12日(2018年456日)

“街ゆく外国人に声をかけインタビューしよう!あなたならいかがですか?
かなか勇気がいるという方も少なくないでしょうか。子どもたちにとっても・・・きっと勇気がいることでしょうね。

今回は、そんなチャレンジを小学3年~中学3年が楽しくできちゃう12日の春休みプログラムを、らくでんがご用意しましたよ!
春休みに“英語がもっと好きになる&磨きたくなる”体験はいかがですか。
 
◆昨年のイベントでは
昨春、大阪・天王寺エリアで開催した外国からのビジターへの英語インタビューツアーには子どもたち20人が参加!グループごとに英語の学習歴も学年も異なるメンバーが全員で力を合わせ、街で出会う様々な国の方にインタビューして国際交流を楽しみました。 

なかには子どもたちが、インタビューを通してこの日初めて存在を知った国も!
外国への興味がぐっと高まり、その後英語学習意欲がアップしたと、保護者の方々や先生方からうれしいお声をいただきました。
そこで今回はご要望にこたえて宿泊型プログラムに拡大して開催します!  

どのひとに声かけよう・・・
◆伝えたい気持ちと発信力を育むプログラム
グループであたるインタビューツアーとはいえ、子どもたちはチャレンジできるのかなぁ?
大丈夫!昨年春のイベントでみんながチャレンジしたインタビューは合計80件にものぼりました(笑)

どうしてチャレンジできたのかな?

子ども・おとなを問わず、コミュニケーションのハードルが一気に下がるのは、どうしても伝えたいことがあるとき=「伝えたい気持ち」があるときですね。
さらに、伝えたいことを「伝えるための英語表現」をもし準備できていたら、なお進めます。
「伝えたい気持ち」と「伝える力=発信力」の両方を育む仕掛けが、らくでんのイングリッシュキャンプにはあります。

Step1 コミュニケーション能力の素地を養う
まずはDay1。遊んで身につく『らくでん式・英語インプロ』ワークショップからスタートです。
「英語インプロ」とは即興演劇(インプロビゼーション)の手法を使って、英語とコミュニケーションが楽しくなる体験学習プログラム。正解探しでない、自由な発想でカラダを動かし発話するゲームやワークに取り組みます。
思わず自分もアイディアを出したくなる楽しい時間だから、自然に自己表現が進みます。また、関西在住の外国人留学生のみなさんを含め、年齢・性別・国籍も多様なメンバーと一緒に取り組むうちに、コミュニケーション能力の素地となる“かまえ”を知らず知らずと経験できます。
 
ドキドキのチャレンジ!
Step2 伝えたい気持ちと発信力を育む
続いて、親しんだ留学生のみなさんとの国際交流タイム。子どもたちが興味をもった外国の文化や暮しについて留学生のみなさんに教えていただくとともに、留学生が知りたい日本のこと・子どもたちの生活のことについては、子どもたちが教える側です。一方通行でない学び合いだから、相手に訊きたい!伝えたい!という気持ちがふくらんでいきます。 無理なく英語表現に親しみながら国際交流したあとは、グループに分かれて、明日のインタビューツアーへの準備を進めます。

Step3 チャレンジして自信をつける
迎えるDay2は実践編いよいよインタビューツアー!
会場をとびだし大阪城エリアへ。グループごとにメンバー全員で協力して自分たちの決めた目標を達成する体験は、新年度をひかえる子どもたちにとってきっと大きな自信になるでしょう。
インタビューツアーを終えたら、お互いのがんばりを祝福してのお楽しみ企画もありますよ♪

◆開催概要
 日 時: 201845日(木)~6日(金)           
 場 所: 大阪市立青少年センター
       ココプラザ
       (大阪市東淀川区東中島)
 対 象: 小学3年生~中学3年生まで  
      *高校生 応相談
     (グループリーダーとしての参加)
 定 員: 30名 (12名から催行)
 参加費: 12day 19,800円 
      (宿泊費・食費・研修費込み)

 お問い合わせ・お申込み:
  らくでん・社会教育部
  (特定非営利活動法人 楽しく伝える・キャリアを作るネットワーク)
  担当: 辻野恵美子
  Email emiko.tsujino@gmail.com

新年度に向けて子どもたちの気持ちも高まる春休みに、“英語がもっと好きになる&磨きたくなる”体験はいかがですか!

>>ご参考:らくでん式英語インプロ開催レポ
 ◆大阪市阿倍野区「国際交流ってなんだろう?
 ◆大阪市阿倍野区「英語ゲームで世代・国を超えて楽しく交流ワークショップ
 ◆大阪府泉南郡「中学生とインドネシアからのみなさんと!
 ◆福島県白河市「えいご、たのしかった!(前・後編)」
 ◆大阪市城東区「生き抜くための“コミュニケーション能力の素地を養う”
 ◆大阪府貝塚市「なりきり英語ゲームでハロウィン
 ◆大阪市天王寺区「まちがったら、おもしろくなる!(前・後編)」
 ◆大阪市天王寺区「カラダとココロを動かし、未知と向き合う力を養う

 
*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性に満ち、変化の激しい現代社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。

2018年2月8日

国際交流ってなんだろう

前編✦開催報告『えいごインプロで国際交流ワークショップ』 
   1/21/2018  大阪市阿倍野区市民学習センターにて

今回は2018年最初のらくでん式英語インプロワークショップの様子をお届けします!まず今号ではらくでんのファシリテータがワークショップ実施にあたり考えていることなどもおりまぜ、前半の模様をご紹介します。

1月下旬のある日曜。駅からアクセスのよい大阪市立阿倍野市民学習センターに集ったのは、定員満員12名のみなさん♬ 小3~高1の子どもたちとおとなの方々です。


◆まずは“準備体操”
お時間になったところで、まずはアイスブレーキング。カンタンなゲームでカラダを軽くほぐし、声を出しながら、自分のカラダとキモチの元気度をチェック。ファシリテータはやりとりしながら、つかれたら休んでいいことや休み方のバリエーションを案内し、気張らずリラックスしてOKな場であることを気持ちの上でみなさんと共有します。

こうしたオープニングはらくでん式の現場恒例、いわば準備体操の時間です。とりわけ多国籍のメンバーが集まる場合や、子どもからおとなまでと世代幅が広い場合、子どもたちの学年に幅がある場合などは、立場の異なる相手に気兼ねしたり、緊張して無意識に遠慮がでやすいことがあるかも。各現場の特徴をふまえて、ファシリテータは始まりのメニューをくんでいます。

◆国際交流って?
今回はアラブ首長国連邦(UAE)とインドネシアからの留学生も迎え、子どももおとなもご一緒に、即興英語ゲームやお国紹介を通して国際交流を楽しみます。

ところで国際交流って、なんでしょう?
「“自分って何?”を楽しく追いもとめられる手段♪」と即答したのは、らくでん式英語インプロファシリテータの辻野。

“おとなも子供も「わたしってこんなんでいいのかな?」「他の人からどう見えてるかな?」「わたしなんか・・・」と自分や自分の居場所について悩むときがあると思います。そんなときは世界が今の自分から見えるだけにだんだん小さくなってきて考えるのがつらくなったりするもの。私自身も経験があります。”と辻野の話は続きます。

外国の方の生活習慣や考えを知って「へぇ~、なんでそんなことするんだろう」「なんでそんな風に考えるの?!」とびっくりすることがありますね。自分と違うコト・モノにふれると、それとはちがう「自分のあり方」を発見や再発見できます。

相手と自分―どちらがよいでなく、お互いのすてきなところも、そうでもないところも、交流して知ることで初めてくっきりします。とくに自分の国や自分自身の「良さ」なんて、意外とふだん意識しないけれど、そこにもピントがあうようになります。

◆"仲間、再発見!”に刺激されて
もちろん、同じ日本に暮す知らない人と出会うことでもそうした発見はあります。またらくでんスタッフたちはワークショップの場で、「新しい出会い」ばかりでなく、よく知っていると思っていた相手からの新発見が実は多いことを実感しています。

たとえば、らくでんのワークショップにはお友だちやクラスメイトと一緒に参加してくれる子どもたちもいます。ワークをやるうちに、結構知っているはずの相手なのに、「えぇ、そんなこというんだ!」「あの子があんなこと思いつくの?!」と仲間の意外な面をおもしろがっていることがよくあります。そうして自分の先入観に気づいて相手への見方が変わったり、自分自身も次のワークでは内面の声に素直にさらに思い切ったチャレンジできるようになったり。

1つの正解に照らすことなく、自分の中から出したどのようなこたえもが祝福される場だからこそ促進される「自分探し」や「自分開拓」といえるかもしれません。同様に、同伴してくださった保護者の方々や先生方から後日、意外だった子どもたちの様子や、その後の変化についてお伺いすることがあります。

>>こどもたちの変化の様子はコチラ

◆つたえあえば、人生がひらく
日本に暮す人同士でもそうなわけですから、地形・気候・歴史から異なり、暮らし方や価値観が大きく異なる外国の人々と伝え合うと、次元のちがうびっくりがあります。同時に「そんなにも違う相手なのに、なんだ一緒だ!」とうれしくなる共通点をみつけ、何かを一緒にやってみたくなることも!辻野のいう“自分って何?”のこたえが自然に行動になっていきます。

頭で考えるとしんどい“自分探し”を、2段、3段とばしで助けてくれるもののひとつが国際交流。たとえいま、しんどい状態や場に身があったとしても、「まだ知らない世界が実はとっても広いかも」「そんなのもありだな」「失敗した方がかえっておもしろい」・・・体感できると心があたたかく、まあるくなる気がします。

さて、ファシリテータはそんな思いからこの朝、留学生も含めたメンバーがお互いをぐっと身近に感じる瞬間がたくさんあったらいいな!と、2つのワークを進行しました。

◆伝え合うために工夫できること
1つめのワークは「あいさつリレー」。カラダを動かしながら"How are you?”“What are you doing?”などのなじみやすい英語表現でおもいつきで発話し、相手にメッセージをよりよく届けるコミュニケーション作法を体感するゲームです。

あいさつするスピードをだんだん上げたり、ふだん友だちや家族との会話でふつうに使っている日本語表現を取り入れたり、言語をミックスしたりと、いろいろなアレンジが楽しめます。

まずは基本編"How are you?”―ちょっと様子をご紹介しましょうか。

メンバーで大きな輪になります。
Aさんは"How are you?”といいながら、心の中でひそかに決めた相手(Bさん)に向かって歩いていきます。Bさんがもし「Aさんが自分にあいさつしてくれているな!」と気づいたら、Aさんが自分のところに到着する前に、Aさんに思いつきで返答しつつ、今度は自分が、次のだれか(たとえばCさん)の方向へあいさつしながら歩いていきます。

こうしてどんどん場所を入れ替わりながら、あいさつをリレー!「リレー」というくらいですからね、長ばなしはしないのがお約束!テンポよくどんどん次の人へとまわしていきますよ♪

次がだれになるかは、あいさつする人しだい!最初は、「うーん、わたしのとこ?いや、となりかな?」「恥ずかしいから来んといてぇ(目をそらす)」「どっちやねん」・・・心の声がきこえるような探り合い。ふたり同時に「自分だ!」と歩き始めてしまったり、Aさんに答えながら、違う方向にいる次のCさんに向かって歩くのがむずかしくてぶつかったり。「当たりだ!わたしだ」とうれしくなっての長返事で流れが止まったり。い・ろ・い・ろ・あれどそんなどれもが楽しいですね(笑)

しばらくしてファシリテータはいったんワークをとめました。

「どうだった?」
「はずかしくて下向いたらわからんかった」
「目みたらええねん」
「大きな声にしたらわかりやすい」
「ジェスチャーあったら・・・」

振り返りをしてみると、自分がやってみてわかったこと・他の人を見て気づいたこと、いろいろ発見があります。くるくるあいさつリレーをするうちに、「伝え合うこと(コミュニケーション)」のコツとなる、相手に確実にメッセージを伝えるための工夫を体感しています。

もう一度ワークを再開すると、だんだんぶつかりっこもなしで、いいテンポ♪そこで次は、やり方をいろいろアレンジしてみることに。

その模様は近々!留学生がお国紹介をしてくれた2つめのワークとともにご紹介します。
お楽しみに!

>>これまでのワークショップの開催レポより
◆大阪市阿倍野区「英語ゲームで世代・国を超えて楽しく交流ワークショップ
◆大阪府泉南郡 「中学生とインドネシアからのみなさんと!
◆福島県白河市 「えいご、たのしかった!(前・後編)」
◆大阪市城東区 「生き抜くための“コミュニケーション能力の素地を養う”
◆大阪府貝塚市 「なりきり英語ゲームでハロウィン
◆大阪市天王寺区「まちがったら、おもしろくなる!(前・後編)」

*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性に満ち、変化の激しい現代社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。

 

2018年2月1日

予約スタート『伝版®ダイアリー2018/50部限定・先着順』

携帯しやすい『A5版』になります!

『伝版®ダイアリー2018』~本日より《50部限定・お申込み先着順》で2018年度版の予約をお受けします。

予定は「やるべきこと」でうめるのでなく「やりたいと願うこと」からくみたてるもの。“人生を生き抜く”にエールを贈る『伝版®ダイアリー』。今回も一つひとつ心をこめておつくりします。

>>お申込みはコチラ 
 (50部限定・先着順にて予約受付)

◆もっと便利に、サイズが変わります!
2018年度はひとまわりコンパクトになってハンディな『A5版』です。

A4版』の伝版®ダイアリーをご愛用のみなさまは「書くスペースは足りるのかしら?」と思われるかもしれませんね。らくでんスタッフも、さらなる携帯しやすさを訴求したいと思いつつソコが気になりましたので、試作品をつくり、この1年間試用して使い心地を確認してきました。

A5版、思うより
たくさんかけちゃいます
スタッフがいつも携帯する愛用の大型手帳にもぴたっとあわさり、思い立って振り返ったり見立てたり、伝版®ダイアリーがより頻繁かつタイムリーに活躍してくれました

そのせいでしょうか。1年間に積もる「ダイアリーの疲労」がややUpすることを確認しました(笑)
そこで2018年度版は綴じ方と、紙素材を吟味しました。いつものように素材の一部には、落ちつきとやさしさを感じさせてくれる和紙を採用しています。

気になる伝版®は、2枚の「木」とたくさんの「花」、そして「でんでんむし」と「川」など、従来通りダイアリーのほぼ全ページを通じて活用いいただけます。

>>お申込みはコチラ 
 (50部限定・先着順にて予約受付)
 
◆予定は「やりたいと願うこと」から
ユーザーさんから“夢を叶えるダイアリー”と呼ばれる『伝版®ダイアリー』。多様なフィールドで人生を楽しむみなさんに楽しんでいただいています。
たとえば、こんな方が愛用してくださっています。

・経営に携わる者として営利組織と非営利組織などいくつものプラットフォームを束ねつつビジネスプランニングする上で重宝しています

・キャリアビジョンをふまえたアクションをプランするとともに、進捗を内省し、次の軌道修正を検討する作業場になっています

・ライフワークのランニングについて、トレーニング含めたプランニングをするとともに、本番を走った後の振り返りをして、PDCAをまわすことにとても役立っています

・キャリアの転機を迎え、変化を見通して未来をデザインするために利用しています
  *転機の例:海外赴任・職域拡大・起業・昇進・育児休業からの復帰・介護スタート・退職 等々

・パートナーと1冊ずつもって、家族のコミュニケーションツールにも利用しています

・ライフイベントを迎える社会人になった娘も気に入り、親子で使っています
 
◆ユーザーさんたちはこう使う
『伝版®ダイアリー』をつかうみなさんの “だから使う” “こう使っているなお話はコチラからご覧いただけます。「ほかの人はどう使っているの?」という楽伝スタッフの好奇心から始まった体験記シリーズ。《人生を生き抜くことをサポートする》ことに、組織の内外・国内外のいろいろなお立場で取り組んでおられる7人のみなさんのライフキャリアも垣間見ることができます。


>>お申込みはコチラ (50部限定・先着順にて予約受付)

2018年度版 仕様
 ・4月始まりの年度版ダイアリー(20184月~20194月)
 ・NEW A5サイズ (1サイズ)
 ・綴じ込み式
 ・予定価格:3,240円(税込)+送料(360円)
   *3冊まで1個口送料でお送りできます
 ・20183月上旬発送予定

 ◆申込方法
  ご購入を希望される方は下記、Mail又はFacebookよりご連絡ください。
  50部限定・先着順にて予約受付。部数に達ししだい受付を終了します。
   Mail info@rakuden.or.jp
 楽伝 Facebook https://www.facebook.com/nporakuden

   販売主体:特定非営利活動法人 楽しく伝える・キャリアをつくるネットワーク
   問合先: info@rakuden.or.jp
 
◆ご参考:『伝版®』でできたダイアリー
伝版®とは「伝えるための版」を表す造語で、楽伝のプログラムで活用する、自然をモチーフにした楽しくきれいなグラフィックツールのなまえです。

そもそも「伝える」ためには、まず自分と対話し、自らの気持ちや考えを「ひきだし」⇒「ひもといて」⇒「組み立てる」3ステップの準備が必要です。自分をみつめる作業は、ともすると重たいとして回避されたり表層的な対話にとどまりがちですが、『伝版®』は《思考・整理・伝達》を促進し、この準備ステップを楽(ラク)に楽しく進めることを助けてくれます。

そんな『伝版®』で構成される『伝版®ダイアリー』ですから“予定や情報の管理”と“アイデアやきもちの整理”をひとところで進められて便利。ありたい姿(ビジョン)に照らしたプランニングも、終えたできごとの内省をふまえた軌道修正も、自在です。

スケジュール帳兼日記帳やプランニングノートとして、あるいはカレンダーにも!お好きなように使っていただけます。

予定は「やるべきこと」でうめるのではなく、「やりたいと願うこと」から組み立てるべき。
伝版®ダイアリー、これはそのための特別なダイアリーです。

*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性に満ち、変化の激しい現代社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。

 

2018年1月26日

TMWLPのご縁で集う

黄色い家で、メンティ・メンターのみなさまと

17日(日)お昼のこと、らくでん本拠地・黄色い家(大阪市天王寺区)に
7人の女性たちが来られました。迎えるのはらくでん理事長の西道です。
ベテランの域の社会人の方々が勢ぞろい?いえ、大学生の方々も。
新年からなんの集まりでしょうか。

◆女性リーダーシッププログラム
実はこのみなさん、2017年度TOMODACHI MetLife Womens Leadership Program(TMWLP)に参加中のメンティさんとメンターさんでした。「TOMODACHI」は、米国大使館と米日カウンシルが主導で2013年にスタートした官民パートナーシッププログラム。「Educational」「Cultural」「Leadership」の3つのテーマのもと、官民が連携して年間約50のプロジェクトを進行しています。TMWLPはその名にある通り「Leadership」をテーマに、民間企業としてメットライフ生命保険株式会社がサポートするプロジェクトです。

高いグローバル意識を持った日本の女子大学生(メンティ)に、海外とのつながりも深い分野で活躍する女性リーダーをメンターとしてマッチングし、複数回の集合研修と、継続的なメンタリング、その後メンティは米国ツアー等を含む、9か月間のプログラムを体験します。過去338名の若者が参加し、今年度は東京、大阪、福岡、那覇で現在、約100名が参加中です。

メンティへの集合研修では、女性リーダーとして活躍するために将来有効な「Leadership Competencies」「Financial EmpowermentNetwork of Women」を得ることを重視しています。メンタリングでは教育機関・さまざまな業界の日本の民間企業・外資系企業等の管理職や起業して経営に携わる女性たちがメンターとして参画し、メンティのキャリア開発のリソースとなります。

ふだんはメンティ・メンターそれぞれの組み合わせで会うことの多いメンバーですがこの日は、メンターのひとり、株式会社伝耕の代表取締役として起業家の顔も持つ西道の呼びかけで、関西エリアのメンティ・メンターでご都合のつかれたみなさんが新年会に集ったのでした。

◆新年に寄せて~2018年にやりたいこと
キャリアはいろいろながら共通の関心事は多いもの。お持ち寄りいただいたバラエティあふれる美味しいお食事を楽しみながら、お腹がちょっと落ち着いたところでミニワークショップ開始! せっかくらくでんの本拠地にお越しいただいたことでもありますし、『伝版®』を各自のお道具にして、「今年やりたいこと」とその実現に向けて想定される「敵」をシェアしてみることに。

「花」の伝版®の真ん中には今年のテーマを、6枚の花びらにはやりたいこといろいろを載せていきます。では「敵」は?―伝版®をご存じの読者の皆さまはもう想像されていますね。はい、その名も「七人の敵」の伝版®を使っていただきました。

すっかり、ほどけた会話の中で、ふだんはそこまで到達しにくい「人生のパートナー」についてのお話も登場。「夫」「元夫」「再婚夫」「パートナー」「彼氏」「友達以上彼氏未満」・・・多様な事例にときに驚愕・爆笑しつつ、新年ということも手伝って想うことがいろいろあるものです。

メンター・メンティのみなさんとも、ご多忙かつ多方面からのプレッシャーも並々ならぬ方々ですから、思い切り心をオープンにして振り返って見通すひとときは意外と貴重なお時間だったかもしれません。

見立ておえたところで、お一人おひとり発表です。聴いているメンバーからは、発表された方の「今年やりたいこと」に関わるサポートを申し出るのがこの日のスタイル!
メンティの方々へのサポートはもちろんですが、メンター同士でも、女性のリーダーシップをサポートすることそのものについてサポートしあえる点も多々あるようです。

サポートしあうことは、エネルギーをシェアすること。予め決まったエネルギーを切り取って人に分けるというより、シェアすることでエネルギーがもっと豊かになる気がします。おおいにサポートしあって、自分の不完全さをむしろ楽しんでやっていきたいとのお声も。

夕方6時ごろ、これからもこの縁を活かした“女縁”づくりをしていこう!ということで新年会はおひらきに。出立前に、美味しかったテーブルのお片付けも瞬時で片づけてくださったすてきなお客様方でした。

次回、公式な場でお顔ぶれがそろうのは6月―2017年度TMWLPプログラムの締めくくりとして東京で開催されるアニュアルカンファレンスの予定です。ですがきっとこれからもその場にとどまらず、今回ご都合のつかれなかったみなさまもふくめ、このご縁・サポートしあう関係を大切にできることを確信できるような、そんな午後のひとときでした。

◆メンタリング面談では
ところで新年会に先立つ午前中、西道は大学4年生のメンティさんと、3度目となるメンタリング面談をご一緒していました。
 
黄色い家の玄関
愉快な屏風は硝子の『igu伝カード』
これまでの人生を振り返って自分の好奇心のありかを探ったのち、今回は伝版®「木」をつかって、5年後=27歳のときのありたい自分の姿をイメージし、想いや考えを整理して具体的に表現していただいたそうです。
 
自分自身の『好奇心』に紐づく本当に思い入れがあることを軸として自覚して、ときにハードルの高い困難なタスクを串刺しにすると、“やる気”と“効率”がともにアップできること、またとてもがんばり屋さんの彼女はときにがんばりすぎる傾向にあるので、とにかく意識的に設定したタスクと『自分の好奇心』を関係づけることにより、タスクのとらえ直しをすることをアドバイスした、と西道。

午後の新年会では面談の続きの工程として、午前に描いた「木」をもとに、今年やりたいことをみなさまとともに整理していたメンティさん。多様なキャリアを歩むほかのメンターである女性たちや、同じメンティの立場で取り組む女性との交流は、自身のキャリアを考えている最中の方にとって楽しいばかりでなく、とても大切な刺激だったことでしょう。

「つたえあえば、人生はひらく」というのが楽伝のキャッチフレーズですが、新年の一日がその小さな一歩になればうれしいです。みなさんも今年一年、思い描くさまざまな人生がひらかれますように。

>>『igu伝カード 

後記:ユーザーのみなさまはそろそろ次年度版を気にしていただいている頃でしょうか。この日も登場した、らくでんおなじみのツール『伝版®』。2018年度も「木」「花」「川」などの伝版®をふんだんにつかった4月始まりのお道具『伝版ダイアリー2018』については近日ご紹介させていただきます!

*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性と変化あふれる社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。
 


2018年1月18日

チームリーダーとしての役割をまなぶ

東京都生活協同組合連合会主催 マネジメント研修にて 

3回を終えて
先月中旬、各1カ月をはさんで3回にわたり実施されたシリーズ研修が終了しました。昨年度のブログでもご紹介した東京都生活協同組合連合会様(以下、東京都生協連)主催の介護事業所のリーダーの方々を対象とするマネジメント研修です。
らくでんは昨年度に引き続き、研修の水先案内人となるファシリテータを派遣致しました。今年度は都内で活動する医療生協、地域生協など、様々な生協から10名の方が参加されました。 
 
*生活協同組合: 組合員のくらしの改善・向上の実現に向けて、地域・職域・大学・医療・共済・住宅など多様な領域で事業と活動を展開。介護事業所を通じたサービスの提供もそのひとつで、生協組合員と地域住民が利用している。

◆社会構造の変化に対面して
10年前に65 歳以上高齢者人口の総人口に占める割合(高齢化率)が21%に達し、超高齢社会になった日本。総人口は長期の減少過程で生産年齢人口の減少が続き、直近の高齢化率は約27.7%2016年)です。2036年には33.3%3人にひとりが65歳以上と推計され(内閣府・平成29年版高齢社会白書)、経済規模縮小の可能性、医療費・介護費など社会保障の給付と負担のアンバランス、財政の持続可能性など諸々の問題が社会全体のものとして実感を増してきています。

介護業界は、個人の価値観と家族のありようの変化を含め、人口規模・人口構成の推移に伴う社会構造の変化を見通しつつ、3年に1度ペースの介護報酬の改定によって、事業環境に大きな影響を与える対応必須の変動要因を内包します。人材不足は恒常的であり、職場環境を改善するための制度・テクノロジー・システム等の採用の検討や、マインドとスキルをともに育成する体制をもって人材をひきつけ維持することも、経営層・リーダー層にとって切実な課題です。

今回研修を実施された東京都生協連の会員生協様が運営する介護事業所でも、人手不足やヘルパーの育成、チーム内外のコミュニケーションなどなど、そのチームリーダーや事業所長は人材育成・職場風土改革など重要な課題に向き合っています。
同時に、昨年度の研修時の振り返りから、チームメンバーのマネジメントに関わるリーダーの立場にあっても、日ごろは介護や制度に関する専門知識とスキルの研修がどうしても優先され、リーダーとしての役割や人材マネジメントについて学ぶ機会は後回しになりがちであることが確認されました。
 
そこで今年度のマネジメント研修を通じてリーダーとして自信を高め、より良い職場づくりに取り組んでいけるようにとの主旨のもと、昨年度より1回多い全3回の連続ワークショップのご依頼をいただきました。

◆第1回「より良い職場をイメージする」(928日)
今回の研修で大切にしたことのひとつは、介護事業に携わる生協事業所のリーダーたちのネットワークづくりです。まずは相互インタビューでお仲間と知り合う自己紹介ワークからスタートしました。

日頃から責任ある立場で、部下であるスタッフたち・利用者様とご家族の皆様・医療等関係機関・行政関係機関・地域の方々まで、価値観はもちろんのこと、ときに利害もそれぞれに多様なステークホルダーとの対話経験を積まれていますので、冒頭から持ち前のコミュニケーション力を発揮され、どのグループも温かな雰囲気です。

1日目に取り組んだことは「“より良い職場”とはどのような職場なのか?」を言葉にし、具体的にイメージすること。まずは各自、思い思いに現状を付箋に書き出したのち、グループに1枚配布の伝版®「花」のまわりに貼りだしてメンバーで共有します。自然と「あるある!」「そうですよねぇ。」と共感やお互いへの労いの言葉がでてきます。

ほかのメンバーのイメージにも刺激を受け、自分のイメージがさらに膨らんだところで、今度はらくでんのグラフィックツール『伝版®』を使っていきます。まずは「花」のグラフィックの伝版®から。6枚の花びらに、「こうありたい!」「こうなっているといいなぁ。」と浮かぶ内容を載せていきます。すると、グラフィックの「思考」や「整理」を始めることを助ける力も手伝って、それまでの漠然とした思いが、だんだんと明らかな内容に。

2つあったグループ双方が“より良い職場のありたい姿”として「職場のコミュニケーション」に焦点をあてていました。所属生協や事業所は違っても課題は共通しているようです。
 
◆第2回「リーダーとしての役割を理解する」(1116日)
2回は、初回の気づきをふまえて実際にアクションを起こすことを重視し「取り組みたい行動の検討&実行期間」として1カ月をおいて実施しました。
まずは各グループで前回描いた「より良い職場」にむけて、リーダーとしての役割をケーススタディ方式で学びます。急な予定変更に対応したり、メンバーのサポートや代替に急きょ入ったり・・・日ごろからプレイングマネジャーとしても忙しいリーダーのみなさま。現場でまさにありそうなケースを想定し、リーダーとしてどんな対応をするのがよいか、各グループで話し合いました。

事例と自分の体験とを重ねあわせ、各々のマネジメント上の悩みが互いに交流され、自然と「内省」がすすんでいる様子です。ここでも伝版®「花」を活用し、各自の気づきを言葉で表現=「見える化」していただきました。

気づきを現場に戻ってアクションにつなげるとともに、日常経験を通じ、この日のケーススタディについての打ち手を固めることを次回への課題とし、この日は終了です。
 
◆第3回「より良い職場にむけての行動プランをつくる」(1215日)
2回からのケーススタディを通じてご自身なりのリーダー像を少しづつあたためていただいたところで、より良い職場の実現へといざアクションを起こしたときに直面する「カベ=阻害要因」を考えていただきました。

「カベ=阻害要因」はとにもかくにも「見える化」が大事ですが、重い気持ちになりがちな作業でもあります。そこで、ユーモアあるグラフィックの伝版®「七人の敵」の力を借りることに!
「敵を言葉にする」ことを比較的ラクに短時間で進め、「カベ=阻害要因」を見える化ができました。様々なカベがあがりましたが、なかでも法律や制度などの外的要因と時間の制約が多くの方から挙がりました。
存在を具体的に認識できれば、すぐ解決に着手できないまでも、敵のラインナップを見て仕分けすることに始まり、個別に分析する/俯瞰する/自らの好奇心の力を借りて意識を転換するなどの工夫をし、つきあい方をコントロールすることがしやすくなります。

さて、全3回の締めくくりは来年度末のビジョン設定とその実現に向けたまずの一歩の行動プランの作成です。
これまでの気づきや学び、そしてご自身のリーダーとしての思いを盛り込んで、伝版®「木」をツールに“ありたい職場”を表現します。

スピーディに「木」を描きこみ、職場で明日から実践する行動プランづくりへ。管理者とのミーティングのもち方や、スタッフへの理解を深め、個人の力を引き出しチーム力をアップするための打ち手についてなど、みなさんそれぞれに、リーダーとしてのレベルアップをするための具体的なアクションまで決めることができたようです。各グループの発表ではリーダー同士として共感とエールのこもった拍手がおこりました。
 
余談ながら、今回の研修では、終了後にランチを兼ねた交流会がもたれました。介護事業所のリーダーのみなさんはそのお忙しい日常を反映して、誰もがスピード感あふれるお食事ぶり♪時間を大切にご参加者同士で活発に交流する姿がみられました!

後記:らくでんはこれまでの歩みを通じ、生協をはじめ、自治体・大学・NGONPO・企業などさまざまな組織体や、個々の研究者の先生方と協働しています。多様なありようのみなさまとご一緒することで我々自身の学びが耕され、創発力の鍛錬につながっています。2018年もさまざまなみなさまと出会い、協働できることを楽しみにしております。

*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性と変化あふれる社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。


 

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