2019年9月12日

英語でコミュニケーションしてみる(岡山県奈義町の取り組み)

小中学生の英語学習意欲醸成に向けた試み~学会発表を終えて

多くの子どもたちにとって、英語で発話することは非日常”です。
文法力や語彙の多い少ないに関わらず、単語だけの発話や1往復で終わるやりとりになったり、伝えたいことがなかったり。また、表現がわからなかったり自信がなくて、沈黙したり。英語を使うことに前向きになれないことは少なくありません。

では、もし実際に英語を使って他の人とコミュニケーションした!という楽しさや自信を一度でも体感したらどうでしょう?

「もっと話したい!」
「今度はもうちょっとちゃんと伝えたい。」
「言ってることをもっとわかりたい。」
そんな「~したい」気持ちがうまれる?!

ひいてはその「~したい」に役立つ知識である英語表現・文法力・語彙を見る目が少しかわり、知識を獲得する意欲や、知識を使う(発話や発信する)意欲、使うスキルを磨く意欲へとつながる

ーそんな学ぶ意欲に刺激となる体験をどのように組み立てるかに我々はこだわってきました。

8月18日(日)早くも秋の空気を感じた弘前大学文京町キャンパス(青森県弘前市)。

楽伝は大会2日目を迎えた全国英語教育学会第45回研究大会にて、今年3月にこうした考えのもと組み立て実施した2時間のワークショップに参加した子どもたちが感じたことを考察し、発表しました。
*『楽伝/らくでん』は特定非営利活動法人楽しく伝える・キャリアをつくるネットワークの愛称です。

当日は小学校から大学まで、様々な教育機関で英語指導をされる教員の方々を中心に、研究者の方、教育行政に関わる方など、25名の先生方がお越しくださいました。 
>発表要旨はコチラ3ページ/8月18日第3室【指導法】⑨)

ワークショップの舞台は?
岡山県の奈義町。JR岡山駅からは車で2h、約2400世帯6,000人が暮らす町です。
海外からも来訪者多いNagi MOCA(ナギ・モカ/奈義現代美術館)や、日本トップクラスの合計特殊出生率2.812014*参考/2013年日本全体:1.43)で知る方も多いでしょうか。
>奈義町 についてはコチラ

中学生を主な対象とするワークショップHave fun! 英語って楽しんじゃけん(^^)/(主催:奈義町教育委員会)』には、町立中学校に通う日本人生徒26名(1年生6名、2年生8名、3年生12名)と町立小学校の日本人児童2名(3年生1名、5年生1名)、あわせて28人が参加。

行はらくでん式英語インプロのファシリテータが主に担当し、町の児童英語指導者の方々や大学生ら日本人5名と、同町の国際交流員であるオーストラリア人1名の計6名の方々が、英語指導の補助と一部ワークの進行を行いました。この方々にはらくでんによる事前研修を実施しました。

> 事前研修の模様はコチラ

プログラムの設計
今回は、実際に身近な仲間と「英語でコミュニケーションしてみる」練習のできる機会に!とのご期待を地域からいただきました。そこでプログラムには、即興演劇の手法(improvisation)も取り入れ、5~15分の短い英語ゲームを重ねる《らくでん式英語インプロ》を採用。
らくでんならではのアプローチとして、英語で日常生活や仕事をしている人々の知見に学び「会話の連続性を支える表現やコミュニケーションスキル」に着目しました。

具体的には下記の点を重視し、<知識の共有>と<英語ゲームを通じた実践>を組み合わせて構成しました。
コミュニケーションの基本作法を学ぶこと・会話の連続性を支える英語応答表現の運用に親しむこと の両方の学習体験を積み重ねる
〇 最終的に、2分間の連続応答を体験する
〇 他者と関わりあいながら学び、振り返る時間をもつ
〇 身近な題材・設定で学ぶ
〇 即興性と遊戯性あるワークで、学ぶことを楽しむ 

カラダを動かしたり、声を出したり力を合わせたり!いろいろな英語ゲームを楽しみ、さいごには、仲間と協力して準備した英語を使って“会話のキャッチボール”にチャレンジです。

子どもたちが感じたこと
開始時と終了時、連続応答やつなぎ表現についてたずね(質問紙調査形式)、事前事後を比較考察しました。
2分間連続応答をした経験がある」のは、開始時は回答者の20%でしたが、終了時63%に増加
英語での応答で自分が使えるつなぎ表現がある」との回答は、開始時24%から終了時67%に増加
*今後について「もし英語で会話のキャッチボールをするとしたらできそうか」と5段階スケールでの質問には、「できそう」との回答は開始時・終了時とも2名で変わらないものの、「ややできそう」との回答は、開始時3名から終了時15名(回答者の56%)に増加
*2時間の体験全体については、約9割の子どもたちが「楽しかった(48%)」又は「やや楽しかった(42%)」と回答 

学会発表を終えて
学会ではワークショップでの英語ゲームやワークに多くのご関心をいただきました。
また、英語そのものから一歩立ち戻り、「コミュニケーションの基本作法を重視すること」を新鮮に感じるとともに共感もいただいたようです。

そのほか、多様性を活かすコミュニケーションプログラムととらえ、日本在住の日本語・英語以外を母語とする子どもたちのためのワークショップの可能性や、多様な背景をもつ子ども・大人のためのプログラムの可能性についてのご期待や助言など、さまざまな知見をいただきました。

ご関心を多くいただいた点については、さまざまな子どもたちの「やりたい!」のきっかけづくりに役立つよりよいご紹介の方法も含め、今後検討していくつもりです。

子どもたちのその後
ところで、2時間という枠内で、2分間の応答までをゴールとしたこのプログラム。
楽しいだけで終わらない!持っている知識や今日身につけた知識を実際に使うために汗もかいた子どもたちでした。
どんなチャレンジも承認される場で、学齢を超えた仲間と遊戯性あるワークを交えてチャレンジしたからこそがんばれたことでしょう。

ワークショップから約5か月
その後も奈義町で子どもたちと向き合う児童英語指導者の方からは、子どもたちがチャレンジした過程で自信を高め、意欲を言葉で語るようになっていること、あの場での応答の完成度に関らず英語に前向きな気持ちになったことなどを伺っています。

それでは最後に、子どもたちのコメントをご紹介します。
 ・楽しかった。ニセモノ紹介クイズは友達同士で簡単にできるのでまたやりたい。
 ・あいづちをするのにもいろいろあるってわかった!
 ・いくつもの表現を覚えて帰れた。ふだんもつかってみたい。
 ・なんか、すごくしゃべった!
 ・英語が苦手でも、英語ができた気になった。
 ・ペアで言葉のキャッチボールができた。会話をつなげる言葉がわかった。
 ・つなぎ表現のわかる数が少しふえた!楽しかった。
 ・英語での会話が、前よりも積極的にできてたのしかった。
 ・今度は実際に外で外国人としゃべってみたい。
 ・もっともっと話せるようになりたいと思うようになった!
 ・またやりたい!
楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性と変化あふれる社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。


2019年9月9日

受付開始:11月30日(土)貝塚市でらくでん式英語インプロ

後援:貝塚市教育委員会 ✦ 子どもゆめ基金助成活動
英語ゲームで国や世代を超えて楽しく交流ワークショップ


この秋、1130日(土)
大阪府貝塚市に、らくでん式英語インプロがうかがいます!

近隣にお住いの小学校高学年から中学生の子どもたちを対象に、市民のみなさんに親しまれている貝塚市民会館コスモスシアターにて開催します。

◆らくでん式英語インプロって?
らくでん式英語インプロの「インプロ」は、英語の“improvisation”から来ています。もともとは演劇に由来する、台本の無いパフォーマンス(即興演技)をいい、最近では「学び合いを創造する学習方法」として先進的な教育現場で導入が進んでいます。

らくでん式では、ひとつの正解にしばられない、10分・15分と短く親しみやすいゲーム感覚のワークを多数取り入れることで、だれもが「楽しく学ぶ」ことをサポートしています。

◆どんなことをするの?
ワークショップでは、軽くカラダを動かしたり、声を出したり、力を合わせたり♪
いろいろな英語ゲームを楽しみながらウォーミングアップしていきます。
そして、さいごには英語を使った会話のキャッチボールにチャレンジしますよ!

これまでに各地のいろいろな市や町にうかがいましたが毎回、その地域のいろいろな学校、いろいろな学年に通う子どもたちが参加してくれています。ふだん通う学校や塾とはちがう環境で、英語をコミュニケーションの道具として「使ってみた!」という自信や楽しさをぜひ体験してください。
いつもの学び場での意欲にも、きっと良い刺激になりますよ。

今回は小学校高学年から中学生の子どもたちを募集します!

◆英語で暮らしている人たちと!
当日は英語を毎日の暮らしの言語として使っているゲストサポーターさんたちも子どもたちを応援してくれますよ!
どんな様子か、夏のワークショップの開催レポでご覧いただけます。
開催レポ7/25大阪府茨木市@東コミュニティセンター(後援:茨木市教育委員会)

🌈子どもゆめ基金助成活動(独立行政法人国立青少年教育振興機構)
主催:特定非営利活動法人楽しく伝える・キャリアをつくるネットワーク (愛称、楽伝/らくでん)
英語ゲームで国や世代を超えて楽しく交流ワークショップ
     20191130日(土)13:3015:30
     貝塚市民文化会館コスモスシアタ 小ホール(大阪府貝塚市)
     対象:小学校高学年以上のこどもたち
     参加費:無料

◆お申込み方法(定員20名/先着順)
《ちらしがお手元にある方》
ステップ1.裏面の「申込書」をもれなく記入
ステップ2.下記いずれかの方法で《主催者らくでん》まで送信
  LINE 「記入した申込書」の画像を送信
    らくでんのID @lhe4438g(アットマーク エル エイチ イー 4438 ジー)
   *「友だち」画面上記IDで検索「らくでん」にメッセジで送信
  ・メール: 「記入済みの申込書」画像を info@rakuden.or.jp へ
   *当法人ドメイン「rakuden.or.jp」からメール受信できるよう設定をお願いします
  ・ファックス: 06-6537-1679  確認後 折り返しご連絡いたします 

《ちらしをお持ちでない方》
Facebookイベントページから、又は下記《主催者らくでん》までご連絡ください。
折り返し 申込方法をご案内します。
   LINE:  らくでんのID@lhe4438g」アットマーク エル エイチ イー 4438 ジー)
      *「友だち」画面上記IDで検索 → 
   →「参加希望者の人数と学年」をメッセジで送信
   ・メール: info@rakuden.or.jp 宛に「参加希望者の人数と学年」をメール
     *「rakuden.or.jp」からメール受信できるよう設定をお願いします 

子どもゆめ基金とは
子どもゆめ基金独立政法人国立青少年教育振興機構)は、国と民間が協力して子どもの体験活動などを応援し、子どもの健全育成を手助けする基金です。未来を担う夢を持った子どもの健全な育成の一層の推進を図ることを目的に、民間団体が実施する特色ある新たな取組や、体験活動等の裾野を広げるような活動を中心に、様々な体験活動や読書活動等への支援が行われています。

*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性と変化あふれる社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。


2019年9月6日

公開講座のお知らせ:中堅女性社員のための実践キャリア研修

今年度は1210日(火)開催
2019年度ダイバーシティ・マネージメント・カレッジ
キャリア構築と向き合う1Dayワークショップ

加速する変化が前提となる人生100年時代に、どうキャリアを拓くか?

これはジェンダーを問わず、いまや幅広い世代に身近なテーマですが、多様なライフイベントの影響で「変化」を身近なものとして生きてきたという点で、女性は経験値が高いといえましょう。

自分の暮らし方・働き方に重大な影響を与えうる「変化」と折々に向き合い、キャリアを紡ぐ過程で、女性はだれしも、ときに先例のないなか無意識に手探りで、変化に適応しつつ自分のありようをアップデートしてきました。

その過程で吸収してきたものを、本研修では「キャリア・アダプタビリティを高める」という視点で理論的に再整理し、あらためて自らのキャリアデザインに取り組むことで《キャリア構築力》を磨くことをめざしていただきます。

公益財団法人日本生産性本部(東京都千代田区)が開講して8年目。
主体的にキャリア形成する意欲醸成と第一歩行動に向けたサポートを一貫して目的とし、毎年「時代の変化」を映し、新たな要素を取り入れたプログラムでおとどけしています。

ご受講者の口コミや上司の方の推薦で翌年、後に続く世代の方々が参加なさることもしばしば。多様な組織の中堅の方々から、キャリア構築力を支援する職責にあってこれまでと異なるキャリア開発支援の必要性を感じておられる方々まで、さまざまな方に参加いただいています。

◆今年のプログラムは?
キャリア・アダプタビリティを高める上でキーとなる《開発的ネットワーク》にも光をあて、様々なライフイベントの選択とキャリア形成上の選択を主体的に束ね、力を発揮することをサポートします。水先案内人は 柴山 純(楽伝・理事/株式会社伝耕・人財開発ファシリテータ)です。

>お申込みはコチラ
>開発的ネットワークについてご参考 

◆《開発的ネットワーク》形成の一助に
組織やコミュニティの枠組みを超え、必ずしも身近でない多様な人々との関わりから学びやサポートを得ることが、キャリアを構築する上で、より重要であることが明らかになっています。

直接的学習の機会を提供するに留まらず《開発的ネットワーク》形成のきっかけとして本研修を位置づけることも、変化に対応するアクションのひとつ。これからの時代に即した外部研修の活用法といえるでしょう。

遠方からの参加や時短利用の方にも配慮した10時~16時のプログラムには、業種や組織の規模を問わず各地から参加いただいています。
異なる経験と知見をもつ、多様な参加者がグループワークを通じてサポートしあい、お互いの学びを最大化します。

 《ご受講者の声》
・変化している期待役割を意識して、ひとりで抱えるのでなく、ほかの人たちの力もひきだし仕事を進められるようになりたいと思いました。

・キャリアを考えるという場で、さまざまなライフステージや職位のちがう方々と交流でき、貴重な機会でした。

・組織や業務内容はちがっても、直面している課題には共通点も多く、いろいろな組織の皆さんとアイディアを交換できたことが大変役立ちました。

・グループワークをするうちにいつのまにか、自分とむりなく向き合っていました。つい後回しにしがちなキャリアデザインが、今日は楽しくでき、明るい気持ちになりました。

伝版®「七人の敵」
・会社や仕事への不満がつい先立っていたけれど、キャリアデザインの意味を知り、棚卸してみると、多くに恵まれていると気づきました。自分の仕事の進め方を見つめ直します。

・まず職場の人たちや家族と、今日の学びを共有します。社内の女性活躍推進の取り組みにも活かしていきたいです。

・やってみて違っていたときはリトライしよう!とポジティブに考えられるようになりました。まず動いてみます。

本研修には、ワークショップでピアと学び合った後に、自分の個別課題に向き合うことをファシリテータが直接サポートする《個別面談》が含まれています(日程は個別にご相談)。

>《個別面談》の活用法はコチラ 

◆開催概要
主催:公益財団法人日本生産性本部
2019年度ダイバーシティ・マネージメント・カレッジ
『中堅女性社員のための実践キャリア研修』 
 *本研修はワークショップ型の1日研修と個別面談(30分間)から構成されます
 *1日研修・個別面談とも公益財団法人日本生産性本部 セミナー室にて開催
《ワークショップ》 
 2019年12月10日(火)10:00~16:00
  第1部 変化に対応する人財の持つべき態度・行動とは 
  第2部 『伝版®』で、キャリアデザイン実践! 
《個別面談》 おひとり30分間  *日程は個別にご相談

>お申込みはコチラ
>ワークショップの模様はコチラ

◆『伝版®』を活用した人財開発支援プログラム
伝版®の働きについて
日本心理学会第79回大会発表より
本研修では「自らのキャリアと向き合う」という、ともすると重たいテーマゆえに進みづらい意識変容や行動変容をむりなく進めるため、思考・整理・伝達のコミュニケーション力を促進するグラフィックシート『伝版®』を活用します。

楽伝のプログラムではお馴染みの『伝版®』は株式会社伝耕(注:下記「*参考」の項)が開発し、その価値を営利企業のみならず社会貢献活動で利用できるよう、特定非営利活動法人楽しく伝える・キャリアをつくるネットワークに、伝耕から貸与されております。

『伝版®』は、楽伝を通じて「児童から大学生までの子どもたちへのコミュニケーション教育・キャリア教育」と「地域振興に関わる社会事業」に、また、株式会社伝耕を通じて営利企業・団体における社会人の人財開発や商品・サービス開発のために活用されています。これまでにのべ約4,700人(20193月時点)の方に利用いただきました。

>お申込みはコチラ 

*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性に満ち、変化の激しい現代社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。



2019年9月5日

秋の英語インプロ✦開催が決まりました!

11月30日(土)後援:貝塚市教育委員会
「英語ゲームで国や世代を超えて楽しく交流ワークショップ」

らくでん式✦秋の英語インプロワークショップの開催が決まりました!

11月30日(土)貝塚市教育委員会の後援をいただき、貝塚市民文化会館 コスモスシアターにて開催します。

このワークショップは、独立行政法人国立青少年教育振興機構「子どもゆめ基金」助成活動として実施されます。

今後 地域のみなさまとも協働し、
小学校高学年から中学生を中心に、子どもたちが英語をコミュニケーションの道具であることを体感できる2時間のプログラムを準備してまいります。

くわしくは後日、近隣地域にて
また らくでんのホームページFacebook でも、お申込み方法などをご案内します!


🌈子どもゆめ基金助成活動(独立行政法人国立青少年教育振興機構)
主催:特定非営利活動法人楽しく伝える・キャリアをつくるネットワーク (愛称、楽伝/らくでん)

英語ゲームで国や世代を超えて楽しく交流ワークショップ
      20191130日(土)13:3015:30
      貝塚市民文化会館コスモスシアター 小ホール(大阪府貝塚市)
      対象:小学校高学年以上のこどもたち
      参加費:無料

  <ご参考> 夏のワークショップ開催レポ♪
  *6/23(日) 大阪府岸和田市 @浪切ホール
  *7/25(木) 大阪府茨木市 @東コミュニティセンター

◆子どもゆめ基金とは
子どもゆめ基金独立政法人国立青少年教育振興機構)は、国と民間が協力して子どもの体験活動などを応援し、子どもの健全育成を手助けする基金です。未来を担う夢を持った子どもの健全な育成の一層の推進を図ることを目的に、民間団体が実施する特色ある新たな取組や、体験活動等の裾野を広げるような活動を中心に、様々な体験活動や読書活動等への支援が行われています。

らくでんの最新ニュースはこちら♪
【活動全般】
 >Homepage: らくでんのBlog
 >FacebookRakuden/らくでん
 >Instagramrakuden_labo

 【らくでん式英語インプロ】
 >Facebook: らくでん発信力向上ラボ
 >Instagram: rakudenenglish

*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性と変化あふれる社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。

2019年9月1日

日本心理学会第83回大会にて発表を致します

キャリア変化に対応する開発的ネットワークに関する探索的研究(2)(3)
913日(金)立命館大学大阪いばらきキャンパス(大阪府茨木市)にて

昨年度第82回日本心理学会大会にて
2018911日(水)~ 13日(金)日本心理学会第83回大会(主催校:立命館大学総合心理学部)が大阪府茨木市の立命館大学大阪いばらきキャンパスで開催されます。

楽伝*は大会最終日の午前に「キャリア変化に対応する開発的ネットワークに関する探索的研究(2)(3)」と題し、一般研究発表を実施いたします。

*『楽伝/らくでん』は 特定非営利活動法人楽しく伝える・キャリアをつくるネットワーク の愛称です。

今回の発表は、日本での開発的ネットワークの構造を整理し考察した昨年度第82回大会での発表に続くものです。
>昨年度の発表の模様はコチラ

開発的ネットワーク(Developmental Networks)とは、社会の諸相で激しい変化が生じる現代にあって、個人が適応能力を高めながらキャリアの自己開発と自己管理を行うための一部の研究者が提唱しはじめたもの<Murphy and Kram2010)>。従来からの上司・部下の関係や、組織が運用するメンター制度などの枠組みに収めない、個人がキャリアをはぐくむための「人脈」です。

今回は、開発的ネットワークの性差の検討とキャリア満足度との関係性を考察するとともに、開発的ネットワークと仕事観との関連からの検討結果について発表いたします。

◆発表概要
 日 時:  2019913日(金)16:0018:00
 形 式:  一般研究発表(ポスター発表)
 会    場:  イベントホール/ポスター会場 ラーニングスタジオ
       アクセス情報はコチラ
 テーマ:
1. キャリア変化に対応する開発的ネットワークに関する探索的研究(2
「開発的ネットワークの検討」(発表番号:3D-009
2. キャリア変化に対応する開発的ネットワークに関する探索的研究(3
「開発的ネットワークと仕事観との関連」(発表番号:3D-010

さまざまなお立場でこのフィールドに関わっておられる専門家の皆さまと出会い、刺激をいただくことを、理事長・西道広美はじめ、スタッフ一同、楽しみに致しております。
当日の様子や学びについては後日、ブログにてご報告させていただきます。


楽しく伝える・キャリアをつくるネットワーク

*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性と変化あふれる社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。


2019年8月18日

後編/開催報告: “英語が日常”なみなさんと、茨木にて!

英語を知らなくても大丈夫!英語ゲームで国や世代を超えて楽しく交流ワークショップ(2019年度子どもゆめ基金助成活動) 

http://rakuden-web.blogspot.com/2019/08/blog-post.html前号に続き、茨木市でのらくでん式英語インプロワークショップ後半の模様をお届けします!

>> 前編はコチラ

◆“会話はキャッチボール”
さぁ!休憩時間を終えて、後半の始まりです。“ところで、会話がはずむのはどんなとき?”会話はキャッチボール!だから“リアクション(受けとめて反応する)”はきっと大切!リアクションが変われば、話し手と聴き手の雰囲気も変わるのかな?3人のサポーターさんが、英語で日常会話の1シーンをデモンストレーションしてくれましたよ。

「話し手」役を引き受けてくれたのは?
ペルーに生まれ、13歳から日本で育ったというYvette ♪
英語は、まだ小さいふたりの息子さんたちやイギリス出身のご家族との会話をはじめ、日常生活でのことばです。ワークショップ中は封印してくださっていましたが、実は日本語やスペイン語も流暢でいらっしゃいます。

「聴き手」役は?
夏休み中に神戸から駆けつけてくれた学生のおふたり ♪
ふだんはインターナショナルスクールで、アメリカ・韓国・中国・フィリピン・インド・スウェーデンといった、様々な国から来たクラスメイトと、英語でコミュニケーションをしながら学んでいるとのこと。この日、子どもたちに一番年齢の近いおねえさんたちです。

ちなみにふたりが学ぶ学校、カネディアンアカデミィ(兵庫県神戸市)は、実に41か国からの児童・生徒(計630名)が在籍しているそうです。

こどもたちは“ナマの英語での会話のキャッチボール”にくぎ付けです。リアクションが豊かだと、会話がキャッチボールになっていく!笑顔がふえて、話し手も聴き手人も楽しそうになる!全身で集中して見入る様子が印象的でした。

◆自ら考えて、よりよいサポートを
実はこのデモンストレーション。サポーターさんたちのアイディアでよりよいものになっていたんです!

それは短い打合せ時間でのこと。「聴き手」役の学生さんたちから「ふだんの会話って、11より、友だちや家族とか何人かの方が自然!」と提案が!そこで急遽、11から3人での会話シーンに変更しました。おかげで、聴き手同士が共感してアイコンタクトをするシーンや、みんなで笑顔になる、より身近なシーンが実現しました。

一方、「話し手」役のYvetteからは「ホワイトボードをつかってもいいですか?」と依頼が。いざデモンストレーションが始まると、話しながらキュートな猫のイラストを描き始める彼女。
「英語での会話ですが、英語を学びはじめてまもない子どもたちにも“伝わる”ようにしたかったんです!」あとでそんな風に理由をおしえてくださいました。そのお気持ちがとてもうれしかったスタッフ一同です。

さて、この日はもうひとり!海外に縁の深いサポーターとして、インドネシア出身、日本で暮らして約1年半のBandungが参加。彼は来日してすぐの頃、阿倍野ハルカスでのワークショップに続いて、2度目のサポーター役です。相手を探している子に声をかけたり、しゃがんで子どもたちと目線をあわせて話しかけたり、緊張がほぐれるよう、親しみやすい雰囲気ではたらきかけてくれました。

子どもたちがまだだいぶ緊張していたワークショップ冒頭の“あいさつを楽しむ交流ワーク”では、“Bandung待ちの列ができるほどの人気でした!

また、地域の日本人サポーターのみなさんもかかせない存在です。ときにワークをご一緒に進行したり、その子の習熟度に応じた英語のサポートを提供するなど、「英語の知識」と「勇気を出して発話する気持ちの準備」の両方において、子どもたちのチャレンジを後押ししてくれました。

◆英語でチームメイトを紹介!
さいごは今日の仲間を、グループのみんなに英語で紹介するワークです。ちがう小学校、ちがう学年・・・初対面やよく知らない相手ともチームになって取り組みます。サポーターさんやらくでんスタッフにも質問しながら準備をしました。

発表では、サポーターさんに応援してもらいながらやりきるメンバー、今日磨いたノンバーバルのジェスチャーも添えて話すメンバー、英語を実際に使う機会を得ていきいきと発表するメンバー、すごいなぁと尊敬のまなざしで発表者をみるメンバーなど。

みんなそれぞれの現在地からの一歩を踏み出し、ワークショップは終しました♪

《子どもたちの感想より》
・おもしろかった!(小学生・低学年)
・世界のいろいろな人としゃべりたいからもっとやりたい!(小学生中学年)
・またやりたいです。英語がまえよりも好きになりました(小学生中学年)
・スペシャルゲストさんたちがやさしかった!また会いたい(小学生中学年)
・つかれたー。はずかしかった。(小学生高学年)
・おもしろい人と仲良くなれた。英語でコミュニケーションとるのはたのしかった(小学生高学年)
・今日つかったえいごを使ってみたい(小学生高学年)
・ふだんはしないことをして少しむずかしかったけど、言えて楽しかった(小学生高学年)
・英語を勉強してきたけれど実際に使う機会は少なくて。聴く側の反応も大切だと思った(中学生)

◆ご協力ありがとうございました!
こどもたちの現在地はそれぞれですが、楽しさがあるひとときだからこそ、ときに緊張して汗をかきながらも、少し背伸びしてチャレンジできる!ーそんな場を、らくでん式はめざしています。終了後の子どもたちの「つかれたー💦」という達成感ある表情がうれしいスタッフ一同です。

今回のワークショップは(独)国立青少年教育振興機構 子どもゆめ基金* の助成をもとに実施しました。また、茨木市教育委員会からの後援、地域で子どもたちの英語教育に携わる先生方や保護者の方々にご協力をいただきました。

水先案内人となるらくでんのファシリテータは、たくさんのお力をかりてワークショップをお届けしています。当日参観してくださった保護者の方々も、勇気づけてこの場に送り出し、体験を終えたお子さまを温かく迎えてくださった保護者の方々も、ありがとうございました!


*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性と変化あふれる社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。


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