2018年6月1日

【公開講座のお知らせ】中堅女性社員のための実践キャリア研修

2018年度ダイバーシティ・マネージメント・カレッジ
キャリア構築と向き合う1Dayワークショップ

― 変化を自明とし、人生100年時代を生き抜くためにどうキャリアを切り拓くか?
男女を問わぬ、もはや喫緊のテーマですが、多様なライフイベントの影響をより大きく受けて生きてきた歴史を身近にもつという点で、女性は経験値が高いといえましょう。

これまで、自分の人生に重大な影響を与えうる変化と向き合い、キャリアを紡いでいく過程で、ときに無意識に、ときには手探りで経験値を上げてきた
― その過程で吸収してきたものを、楽伝の理事がファシリテータを務める本研修では「キャリア・アダプタビリティを高める」という視点で理論的に整理し、あらためて自らのキャリアデザインに取り組むことで《キャリア構築力を磨きます。

毎年、多様な企業・団体の中堅社員の方々から、ダイバーシティ推進・女性活躍推進・労組等の職責にあって旧来とは異なるキャリア開発支援の必要性を感じておられる方々まで、さまざまなお立場から参加いただいています。

2018年度のプログラムは?
公益財団法人日本生産性本部(東京都千代田区)が開講して7年目。遠方からの参加や、時短利用の方にも配慮した10時~16時の1Dayプログラムです。今年度は11に開催されます。

主体的にキャリア形成する意欲醸成と第一歩行動に向けたサポートを一貫して目的とし、それゆえに「時代の変化」を映し、毎年新たな要素を取り入れたプログラムで展開しています。
2018年度は、キャリア・アダプタビリティを高める上でキーとなる《開発的ネットワーク》のありようにも光をあて、様々なライフイベントの選択とキャリア形成上の選択を、主体的に束ねて力を発揮することをサポートします。 水先案内人となるファシリテータは 柴山 純楽伝・理事/株式会社伝耕・人財開発ファシリテータ)です。

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◆《開発的ネットワーク》形成の一助に
業種や組織規模等を問わず、全国から参加いただけるこの公開講座。異なる経験と知見をもつ多様な参加者がグループワークを通じてサポートしあい、お互いの学びを最大化します。

組織やコミュニティの枠組みを超え、必ずしも身近でない多様な人々との関わりから学びやサポートを得ることが、キャリア開発において重要であることが明らかになっています。「学習機会を(個人が)得る・(組織が)提供する」という位置づけに留まらず、開発的ネットワーク》形成のきっかけとして本研修を位置づけることも、変化に対応するアクションのひとつ。これからの時代に即した外部研修の活用のしかたといえるでしょう。

《ご参加者の声》
キャリアを考える場でライフステージや職位のちがう方々と交流でき、貴重な機会でした。

組織や業務内容はちがっても、直面している課題には共通点も多くいろいろな組織の皆さんとアイディアを交換できたことがとても役立ちました。

・グループワークをするうちにいつのまにか、自分とむりなく向き合っていました。つい後回しにしがちなキャリアデザインが、今日は楽しくでき、明るい気持ちなりました。

・時代とともに変わる期待役割を意識して、ひとりで抱えるのでなく、ほかの人たちの力もひきだし仕事を進められるようになりたいと思いました。

・日ごろ、会社や仕事への不満がつい先立っていたけれど、キャリアデザインの意味を知り、棚卸してみると、多くに恵まれていると気づきましたまず、自分の仕事の進め方を見つめ直します

・まずは職場の人たちや家族と、今日学んだことや感じたことを共有します。社内の女性活躍推進の取り組活かしていきたいです。

まず動いてみます。やってみて違っていたときは、またリトライしよう!とポジティブに考えられるようになりました。

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ピアと学び合ったワークショップの後には、自分の個別課題に向き合うことをファシリテータがサポートする《個別面談》を実施します。

>>《個別面談》の活用法についてはコチラ  

2018年度開催スケジュール
主催:公益財団法人日本生産性本部
2018年度ダイバーシティ・マネージメント・カレッジ
『中堅女性社員のための実践キャリア研修』
 *本研修はワークショップ型の1日研修と個別面談(30分間)から構成されます
 *1日研修・個別面談とも公益財団法人日本生産性本部 セミナー室にて開催

《ワークショップ》 
2018年11月27日(火)10:00~16:00
  第1部 変化に対応する人財の持つべき態度・行動とは
        ・キャリアデザインの基本/仕事観再考
        ・“多様性と変化”の時代に持つべき態度とスキル
  第2部 『伝版®』で、キャリアデザイン実践!
        ・変化と向き合い、キャリアビジョンを描く

《個別面談》 *ご都合に応じて、以下より日程を調整
 2018年11月28日(水)・11月29日(木) 

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>>ワークショップの模様はコチラ

◆『伝版®』を使った人財開発支援プログラム
伝版®の働きについて
日本心理学会第79回大会発表より
本研修では「自らのキャリアと向き合う」という、ともすると重たいテーマゆえに意識変容やその結果としての行動変容が進みづらいことをむりなく進めるため、思考・整理・伝達のコミュニケーション力を促進するグラフィックシート伝版®を活用します。

楽伝のプログラムでお馴染みの『伝版®』は、株式会社伝耕(注:下記「*参考」の項)が開発し、その価値を営利企業のみならず社会貢献活動で利用できるよう、特定非営利活動法人 楽しく伝える・キャリアをつくるネットワークに、伝耕から貸与されております。

現在、『伝版®』を活用した教育研修プログラムは、楽伝を通じて「児童から大学生までの子どもたちへのコミュニケーション教育・キャリア教育」と「地域振興に関わる社会事業」に、また、株式会社伝耕を通じて営利企業・団体における社会人の人財開発や商品・サービス開発のために提供されています。

これまでに『伝版®』はのべ4,500人以上(2018年3月時点)の皆さまに利用いただきました。年々その活用領域が広がっており、両法人の積極的連携により、いっそう多様な皆さまのお役に立つことを実感しています。
 
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*参考:株式会社伝耕
2009年、マーケティングを軸に創業(代表:西道広美/楽伝・理事長)。のちにマーケティング視点での人財開発を通じての価値創造のサポートも開始する。伝耕のミッションは「ひきだし、ひもとき、組み立てるためのツールとノウハウを提供する」こと。「人」や「モノ」「サービス」の気づかれていない利点をぐぐっとひきだし、新たな視点で見直した要素を整理し世に問うことをお手伝いする会社として、人財開発、商品・サービス開発のサポートを行う。


*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性に満ち、変化の激しい現代社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。

 

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