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4月1日 一心寺参道 しっとりの桜だより 黄色い家 屋上からのお届けです |
前回のブログでは、広大な未知と暮らす時代を想いながら「知識の位置づけが大きく変わっている」ことにふれました。人間の歴史で長らく重用されてきた「知っているということ」やその「知識の量」そして「既知のことを基に考えようとする、長年知らずと訓練され(あるいは自ら意図して磨いた)習慣化した力」―
それらよりも「未知への無防備な好奇心」や「自分が知らないことを認め、多様な他者と
協働する意欲」を駆動する=《未知と向き合う力》の方が、個人にとって確かな『お宝』となる
時代に移りつつあります。
◆未知と向き合う力
そうした環境でも私たちは、長らく重用されてきた「知識の蓄積ありきの力(=従来型のお宝)」をまだ習慣的に優先稼働させているかもしれません。しかし、だれしも振り返れば、今ほどに変化が
激しくないあの頃(いま何歳のあなたにもあった「今よりもむかし」)にすでに、未知への好奇心からのアクションや多様性のなせる業によって、それまでのカベを突破したり、心がぐっと動いた体験をもっているもの。もしその体験を内省し、次の未知へのチャレンジに活かす用意があるとすれば、その人の“宝箱”にはすでに《未知と向き合う力》が在るわけです。
激しくないあの頃(いま何歳のあなたにもあった「今よりもむかし」)にすでに、未知への好奇心からのアクションや多様性のなせる業によって、それまでのカベを突破したり、心がぐっと動いた体験をもっているもの。もしその体験を内省し、次の未知へのチャレンジに活かす用意があるとすれば、その人の“宝箱”にはすでに《未知と向き合う力》が在るわけです。
変化がさらに加速する中「駆動させる力=お宝」を従来型からシフトしたいところですが、前回のブログにある「脳の“知識へのすがり機能”」の話からすると、シフトはあまり簡単ではないようです。長年の習慣を鑑みればやはり、「知らない」ということ自体が人間には大きなプレッシャーなのでしょう。個人差はあれど、一定努めて、意識的にシフトに取り組むことが必要です。
◆シフトを楽しむ
もし「知らない」「わからない」と向きあうことを、楽(ラク)に楽しめるスキルやツールを自分が持っていて、運用した経験があるとしたらどうでしょうか。意外と大きな安心感につながり、「知らない」をより楽しむ自分へ、シフトしやすいかも!
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自然をモチーフにした
伝版®の例
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折しも新年度が始まる本日。東京都西東京市の柳沢公民館で開催される、伝版®を使いながらライフステージの節目にキャリアの再構築を楽しむ企画の【受講者募集】がスタートしています。連続講座全11回のうち、ライフキャリアデザインに関わる計5回のワークショップを楽伝のファシリテータが担当します。
ワークショップでは、今だから標準装備したい《キャリアデザイン》の考え方にふれ、‟人生をデザインする力”を楽しく育んでいきます。おとなたちが毎週楽しむひととき、こどもたちも柳沢公民館の保育室でのびのびと“自分時間”を重ねます。約3か月の間、講座での仲間とのひとときと日常生活を交互に重ね、おとなもこどももシフトしていきます。
《東京都西東京市・柳沢公民館主催 子育てを始めた女性のための連続講座》
期間:2016年4月27日(水)~7月13日(水)
10時~12時(全11回)
場所:東京都西東京市 柳沢公民館対象:西東京市 市内在住の第1子が6ヶ月以上4歳未満の女性
定員:18名(申込み多数の場合は抽選)
申込:2016年4/13(水)正午まで、柳沢公民館にて【電話にて受付】
*詳細はコチラ(西東京市ホームページ)
(注)本企画は、上記「対象」に該当する方のみ申込み可能です。
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この柳沢公民館さんの企画では毎年講座終了後も、参加した皆さんが公民館を拠点に自主的に集って活動されるなど、講座期間中にとどまらない拡がりがうまれています。以前のブログでご紹介したように、ときには楽伝のファシリテータが、OGの皆さんの集いに招かれライフキャリアデザインをお手伝いさせていただくことも!
本ブログならびにFacebook楽伝では、教育の場やコミュニティでの楽伝のさまざまな活動を、今後も随時ご紹介していきます。
*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性に満ち、変化の激しい現代社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。