2017年6月29日

【公開講座のお知らせ】中堅女性社員のための実践キャリア研修

2017年度ダイバーシティ・マネージメント・カレッジ
『変化の時代のキャリアデザイン』を体感する1Dayワークショップ

組織・個人を問わず参加いただける公開講座の機会は、年に一度!今年度も、伝版®を活用し、主体性を育むキャリアデザインを体験できるワークショップが開催されます(主催:公益財団法人日本生産性本部、東京都渋谷区)。

初講から6年目を迎える1Day研修。一貫して、個人が主役となる「主体的キャリア形成」のサポートを目的とし、だからこそ、時代の変化を映してプログラムも進化してきました。

2017年度は「変化に対応する人材の持つべき態度と行動(=6C)」に焦点をあて、様々なライフイベントの選択とキャリア形成上の選択を、主体的に束ねて力を発揮することをサポートします。
 
>>ワークショップの模様はコチラ
 
◆2017年度開催スケジュール
2017年度ダイバーシティ・マネージメント・カレッジ(主催:公益財団法人日本生産性本部)
『中堅女性社員のための実践キャリア研修』
《ワークショップ》2017年11月27日(月)10:00~16:00
《個別面談》        11月28日(火)・11月29日(水) 

*ワークショップ型の1日研修と、担当講師との個別面談(30分間)から構成されます。個別面談はご都合に応じて、上記日程にて調整。
*1日研修・個別面談とも、公益財団法人日本生産性本部(東京/渋谷)セミナー室にて開催。

遠方からの参加や、時短利用の方にも配慮した10時~16時のプログラム。当事者である中堅社員の方々から、ダイバーシティ推進・女性活躍推進・労組等の職責にあって旧来とは異なるキャリア開発支援の必要性を感じておられる方々まで、多様な企業・団体の様々なお立場から参加いただいています。


>>ワークショップの模様はコチラ
>>本年度企画の詳細はコチラP.4(ファイル6ページ目)へどうぞ。 

◆『変化の時代のキャリアデザイン』と向き合う
自分が現在、キャリアということをどう捉えているか、どんな仕事観・人生観をもっているか?
―それは、キャリアの変化が今より緩やかだった過去の経験を通じて、ときに無意識に形成されたものの見方・価値観に由来するかもしれません。時が進み変化は急流となり、その無意識の結果に委ねたままでいることは、個々人にとって、ひいては組織にとってリスクとなるのが、現在そしてこれからの時代です。

従来の「キャリア観」とは別の視点を要する、「変化の激しい時代のキャリア形成」のサポートに重きをおいた本研修では、一日職場を離れ、「変化に対応する人材の持つべき態度と行動(=6C)」を知り、自らのキャリアの捉え方・仕事観・人生観を見つめ直す機会を提供します。
水先案内人を務めるのは、楽伝理事・柴山純(株式会社伝耕・人財開発ファシリテータ)です。

◆個別面談の活用法
1Dayワークショップののち、30分間の個別面談が実施されるのもこの研修の特徴です。皆さんはどのように面談を活用されているのか、担当する柴山にききました。
“ワークショップでの疑問を解決する、ファシリテータから情報収集してプランを具体化する、対処法が見つからなかった課題を検討する、グループで話しづらかった問題を相談する、社外リソースについて情報収集するなど・・・みなさん、ご自身のいまのニーズにあわせて活用されています。そのどれも歓迎です!”

‟「今回学んで気づいたことを他の社員や経営層、人事等に共有し、変化をおこしていきたい!」という決意表明をして相談される方も。後日、行動計画を実行してみての周りの反響や、ネットワーク立ち上げをに向け働きかけを始めたというご報告など、うれしいお知らせをいただくこともあります。”

◆ご参加者の声

‟ワーク・ライフとも予定に追われるのでなく、自分としてビジョンをもち、自ら変えていきたい。”

‟グループワークをするうちにいつのまにか、自分とむりなく向き合っていた。辛いし面倒だしと感じていたキャリアデザインが、今日はとても楽しくでき、明るい気持ちになった。”
 
“自分ひとりで抱えるのでなく、人の力もひきだしすすめられるようになりたい。”

“日ごろは会社や仕事への不満がつい先立ってしまっていたが、キャリアデザインの意味を知り、これまでをみつめなおすと、実は恵まれている側面も多いことに気づいた。まず、自分の仕事の進め方をもっと見つめ直そうと思った。”

“まずは自分の職場の人たちや家族と、今日学んだことや感じたことを共有したい。社内の女性活躍推進の取り組みにもぜひ活かしていきたい。”

‟業種や規模も違ういろいろな企業の女性と交流しちがった意見をきき、とても励みになった。”

‟「まずは行動してみよう」と思えた。やってみたら違っているかもしれないが「そのときはまた考え、相談し、解決していこう!」とポジティブに考えるようになった。”

◆『伝版®』を使った人財開発支援プログラム
本研修では「自らのキャリアと向き合う」という、ともすると重たいテーマゆえに意識変容やその結果としての行動変容が進みづらいことをむりなく進めるため、思考・整理・伝達のコミュニケーション力を促進するグラフィックシート『伝版®』をふんだんに活用します。

楽伝のプログラムでお馴染みの『
伝版®』は、株式会社伝耕注:下記「*参考」の項)が開発。その価値を営利企業のみならず社会貢献活動で利用できるようNPOである楽伝に、伝耕から貸与されております。現在、『伝版®』を活用した教育研修プログラムは、楽伝を通じて「小学生~大学生のコミュニケーション教育・キャリア教育」と「地域振興に関わる社会事業」に、また、株式会社伝耕を通じて営利企業・団体における社会人の人財開発や商品・サービス開発のために提供されています。

NPO楽伝と株式会社伝耕の双方を通じた活動により、『伝版®はのべ4,300人以上(2017年6月時点)の皆さまに利用いただきました。年々ますますその活用領域が広がっており、両法人の積極的連携により、いっそう多様な皆さまのお役に立つことを実感しています。
本研修はNPO楽伝・株式会社伝耕のいずれのご縁の皆さまにも、活用いただける公開講座の機会です。『伝版®プログラム』にご関心をおもちの方は、ぜひご活用ください。

>>ワークショップの模様はコチラへどうぞ。

*参考:株式会社
伝耕
2009年、マーケティングを軸に創業(代表:西道広美/楽伝・理事長)。のちにマーケティング視点での人財開発を通じての価値創造のサポートも開始する。伝耕のミッションは「ひきだし、ひもとき、組み立てるためのツールとノウハウを提供する」こと。「人」や「モノ」「サービス」の気づかれていない利点をぐぐっとひきだし、新たな視点で見直した要素を整理し世に問うことをお手伝いする会社として、人財開発、商品・サービス開発のサポートを行う。

*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性に満ち、変化の激しい現代社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。


2017年6月7日

小学生/大阪◆申込受付スタート!『なりきりゲームで英語が楽しくなる講座』

夏休み応援企画第1弾【大阪】小学5-6年生のための『らくでん式・英語インプロ』講座開催

前号前々号と、福島県白河市での開催レポをお届けした子供たちのための『らくでん式・英語インプロ』講座。
この7月・夏休みの始まりに、らくでんの本拠地・大阪へ、パワーアップしてもどってきます!
今回は、小学5-6年生のための2時間半の講座ですよ。

◆小学5ー6年生、今だからのプログラム
学習指導要領の改訂決定を受け“いまは中学英語”な学習項目のいくつかは、近く小学生高学年で始まるといわれます。
 
今回らくでんは、そんな近い将来、小学生の学習項目となるものから子供たちがつまずきやすいところをピックアップ!
《楽しさ重視》の英語を学ぶ新しい方法『らくでん式・英語インプロ』だから、“なりきり英語ゲーム”で遊ぶうちにちょこっと先取り学習できます。

【日時】 2017年7月23日() 13時30分~16時00分
【対象】 小学校5年生・6年生
      英語の経験やスキルは問いません。
        *4年生又は中1で受講希望の場合は info@rakuden.or.jp までご相談ください。
        *お子さまに事前準備いただくことはありません。
        *講座開催に関連し、教材の宣伝・販売等は致しません。
【定 員】 16名(先着順) 最少催行:8名
【講 師】 メインファシリテータ:辻野恵美子
          (NPO法人らくでん 英語インプロファシリテータ)
     コラボファシリテータ:山本由紀子
          (NPO法人らくでん 理事・異文化間コミュニケーションファシリテータ)
【受講料】お子様 12,000円 
        *当日受付時お支払い
         *ご兄弟姉妹申込みに限り2人目以降1,500円。
大阪会場/クレオ大阪東
大阪市城東区)
【講座内容】進行役と子供たち同士が、なりきりゲーム等の
            体験活動を通じ、英語をつかってコミュニケーション
            を楽しむプログラム。
        座学形式の講義ではありません。
【会 場】 クレオ大阪東/市立男女共同参画センター東部館
       大阪市城東区鴫野西2-1-21
       *クレオ大阪には複数の施設があります。
           今回の会場は、城東区の「東部館」です。

◎お申し込みは【こくちーずプロ】からどうぞ!(先着順受付)

◆子供たちが「英語」を学ぶ意味
多文化共生のグローバル時代。我々おとなより先の時代を生きていく子供たちにとって、多種多様な人々と関わりあって生きていくことは、人生を生き抜く上での前提です。

Q.そのとき子供たちは、自分のことを‟何で伝える”?
ー「英語」はもちろん‟伝える道具”のひとつになります。「たかが道具、されど道具」つまり、多種多様な人々が同じ土俵で相互理解をしていくための‟ブリッジ”になるでしょう。


英語でのコミュニケーションが楽しくなり「もっと学びたい!」という気持ちになるーそれがらくでん独自の《楽しさ重視の教え方&学び方》のプログラム。
ぜひ夏休みの始まりに、お子さんの「たかが、されど英語」への意欲を引き出すきっかけはいかがですか。

>>「1年前に受講した子供たちはいま?」はコチラ

◆『らくでん式・英語インプロ』とは?
食わず嫌い・苦手意識にとらわれがちな英語ですが、らくでんの《楽しさ重視の教え方&学び方》=「なりきり英語(らくでん式)」なら・・・

 ◎“なりきって体感”だから英語に飛び込める!
   来年度以降、小学高学年で学ぶ可能性もある「3人称」。
   日本語ではなじみの少ないこの概念もなりきるインプロ手法で、
   なりきって体感すれば感じて、楽しくわかる”

 ◎‟楽しい体験“だから「もっと学びたい」が湧いてくる!
   1つの正解ありきではない「インプロ*ゲーム」がいっぱい♪
  楽しかった”からこそ、またやりたい”につながりやすい。

 ◎わたし・ぼくのふだんの言葉でやるから身近!
   友だちや家族とのいつもの話し言葉としての日本語で英語を捉えるから、
   コミュニケーションの道具として英語に興味がわきやすい。

◆楽しい体験であることに意味がある!
『楽しい体験の場』であることがらくでん式の大きな特長。
楽しいときに一番学びが深まるのは、子供もおとなも一緒ですから!

「楽しいからやってみちゃった(チャレンジする体験)」⇒「意外となんとかなるとわかった(自信の芽生え)」⇒「楽しいからもっとやってみた(自信が育つ)」
 
4月の白河開催回
受講者のコメント
英語をつかった楽しいコミュニケーションを、短時間にむりなく実現するのがらくでん式。「楽しいからもっと知りたい!」のきっかけになるでしょう。

今回は小学校5年生・6年生を対象に、初めての方も参加しやすい2時間半のショートプログラムです。英語学習経験の少ない/多いを問わず、子供たちが安心して参加できる場を、らくでんのファシリテータがお約束します。

>>『開催レポ』で
   講座の楽しさに触れていただけます。
   ●レポ前編はコチラ
   ●レポ後編はコチラ
    *学習項目は、7/23開催講座とは異なります。

◎お申し込みは【こくちーずプロ】からどうぞ!(先着順受付)

◆ご一緒するファシリテータは?
●メインファシリテータ:辻野恵美子(えみちゃん)
NPO法人らくでん・英語インプロファシリテータ。
児童英語教育に携わって22年。毎年約80名の小中学生と向き合ってきた辻野。コミュニケーションそれ自体が楽しくなる学習の場づくりに定評があります!
こだわりは“子供たちが自分から学び続けたくなる気持ちを育む英語学習”。ふたりの子供の母の顔も。

‟今回はなりきりゲームを楽しみながら、子供たちがつまずきやすい
《3人称》の概念をわかりやすく体感いただきます。
きっと、あっという間の2時間半ですよ!”(by 辻野)

●コラボファシリテータ:山本由紀子(ユッキ-)
2度にわたりインドで就業&生活した経験を通じ、異文化間コミュニケーションとグローバル人材育成が時代の課題との問題意識を持つ。
帰国後は、のべ1000の学生と社会人を対象に、キャリア開発講座を企画・実施する。"どんな場所・環境にいても自分らしく生きる力"を育むことがライフワーク。
NPO法人らくでんの理事・異文化間コミュニケーションファシリテータ。

◎お申し込みは【こくちーずプロ】からどうぞ!(先着順受付)

お問合わせは NPO法人らくでん info@rakuden.or.jp まで!

>>『らくでん式・英語インプロ』が始まったそもそもの話はコチラ

◆大阪の次は?
らくでんの小学生夏休み応援企画『なりきりゲームで英語が楽しくなる講座』♪
大阪に続くは 8月27日(日)9:30~12:00 in 福島県白河市 です。前回4月の講座会場=白河市立図書館「りぶらん」小会議室にて再び開催です。
くわしくは次号でご案内、どうぞお楽しみに~♪

*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性に満ち、変化の激しい現代社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。
 

2017年5月20日

《後編》ふくしま白河 ”えいご、たのしかった!”

開催レポ:4/16(日)『らくでん式・英語インプロ』ワークショップ

ワークショップ前半の模様をお届けした前号に続き、今回はふくしま県南エリア・白河市で開催された東北初開催の『らくでん式・英語インプロ』後半の様子をご紹介します。

>>《前編》はコチラ

◆“相手にききたいことがある!”
前回ご紹介したインプロゲーム“I'M A TREE!”の次は、この日のワークショップ最後のワーク!全員参加の『なりきりインタビュー』Who am I?でした。

何/誰になりきるかは、「なりきり役」の人の自由。ほかのメンバーは彼女/彼の正体を想像しながら、なんとかヒントを引き出そうと質問をどんどん「なりきり役」にぶつけます。質問するほどヒントが増える仕組みです。

まずはファシリテータが、「なりきり役」のトップバッターになりました。
さて、子供たちはどうするかな?
おっ、これまでのワークで出てきた形容詞を駆使してがんばっていますよ!

 “Are you small?”   No, Im not small.”
  質問と回答ー1往復するごとに、出てきた英語表現をみんなで確認し、次の質問に進みます。

 (not smallなんだから・・・)
 Are you big?”   Yes, Im very big.”
  いいですね。なんでもどんどん言ってみるのがいちばんです!

 “Are you hard?”   Yes, Im hard.”

 (えっ、固いの。ひょっとしてモノ?う~ん・・・なんてきこう?!)
 “ねぇ、「どこにいる?」って英語でなんていうの?”
  日本語でファシリテータに話しかける子が出てきました。
   「知りたい!」「当てたい!」という気持ちが、「恥ずかしい」や「まちがえたらどうしよう」
  に勝っています(笑)。なんだかいいですね。

 “Where do you live? だよ! ファシリテータが英語表現を伝えます。

 Where do you live?   Im in the house.”

   Where do you live in the house?”   Good question Im in the kitchen.”
  だれかが質問しておぼえたフレーズは、ほかのメンバーもつかうようになりますね

 色のこと、質問したいんだけど!”  OK! You say, What color are you? 

 “What color are you?”  
   “Im white. My friend is also white, but some are black・・・”

こうして質問がめぐってしばらくしたとき、自信たっぷりにI know!” と手を挙げた子は、自信たっぷりの、本当にうれしそうなお顔で、You are れいぞうこ~!”

ファシはすかさず、大正解の彼とみんなに「れいぞうこ」の英語表現を伝授します。

こんな調子で、メンバーは「なりきり役」に立候補し、お題を考え、質問を受けとめ・・・。ほかのメンバーは「当てるぞ!」と質問を重ね・・・。
こうしていくつものお題で何回も"Who am I?"が進行しました。

いよいよおしまいであることをファシがアナウンスすると‟もう1回やりたい!あと1回!”前号の冒頭でご紹介したリクエストの声が上がったのでした!
 
疑問副詞を覚えることが目的でなく、自分がほしい情報を相手からゲットするという目的がそこにあるから、子供たちはそのフレーズを使おうとし、もっとやりたいと思うのでしょう。
‟それ、知りたい!”‟これ、伝えたい!”―言語学習を超えた《内発的目的がある文脈》では、学ぶことも発話することも、もっと楽(ラク)にもっと楽しくなります。

こうして終わってみれば、いつのまにか情報のやりとりに欠かせない 「どこで(Where)」「なにを(What)」「だれが(Who)」「どのくらい(How・・・)」など、いくつもの疑問副詞が登場していました。
ちなみに、この日たくさんの正解をゲットしたのは最年少・小学3年生の男の子でした!

◆『らくでん式・英語インプロ』とは?
【らくでん式】は、《伝え合い力》の基礎となる“だれかになにかを伝えたい!”という気持ちをひきだし、「自ら学び続けたくなる気持ち」を養います。言語の種類は問わず、コミュニケーションそれ自体が楽しくなり、《伝え合い力》がのびることを大切にしています。その【らくでん式】が、《英語》に着目したプログラムが『らくでん式・英語インプロ』です。

ワークショップのひとときは、安心して「試しにやってみる」チャレンジをしながら、小さくとも「できた感」ある実践を重ねる時間。その過程で知らず知らずと「失敗上手」になり、「だれかとやりとりする=伝え合うこと」の楽しいことを体感していきます。


さて、ワークショップさいごの15分間はリフレクションタイム。今日の体験を振り返ります。らくでん式の代表ツール「伝版®」の大きな「花」(右上写真)をリラックスして囲み、今日感じたこと、気づいたこと、これからやりたいことなど、思い思いに語りあいました。子供たちからもおとなからも、ダントツにたくさんあがったフレーズは“楽しかった!”
それこそがうれしい楽伝スタッフ一同でした。
 
*伝版®』はらくでん式のコミュニケーションを促進するツールの1つです。

さいごは全員で、語ったきもちを「言葉」にしてお花に書きこみ、全メニュー終了です!
閉会後、子供たちや参加してくださったおとなの皆さん、子供たちを迎えにいらした保護者の方まで、さまざまにご意見や感想をよせてくださったり、情報交換をしたり・・・楽しい余韻のこる白河会場でした。

◆お知らせ◆
この夏826日(土)~27日(日)、白河での第2回『らくでん式・英語インプロ』開催が決定しました。くわしくは後日お知らせ予定です。どうぞお楽しみに!

*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性に満ち、変化の激しい現代社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。

2017年5月13日

英語インプロ開催レポ「えいご、たのしかった!」《前編》 in ふくしま白河

ふくしま白河で『らくでん式・英語インプロ』

‟お題思いついたから、もう1回やりたいっ!”
2時間ワークショップの半分を過ぎたころです。ファシリテータにねばっているのは、小学6年生のなっちゃん。

ここはふくしまの県南エリアにある白河市。
東北初開催の『らくでん式・英語インプロ』ワークショップの会場ーJR東北本線白河駅のすぐ脇にある白河市立図書館「りぶらん」の中。
線路向うのすぐ近くには、日本の100名城にも選ばれた「白河小峰城(国指定史跡)」が見えています。

東日本大震災の年の夏に、大勢のご尽力あって開館したという「りぶらん」は、小峰城の城郭エリアの端に位置します。広くうつくしい勾配屋根が、お城のある風景によくなじんでいます(右下写真)。会場は、1つの面が天井までの全面窓で開放感たっぷり!のびのびとコミュニケーションしあう時間にぴったりの環境です

集まってくれたのは、小学生36年生と中学1年生の子供たち、そして保護者や小学校での英語教育に関わるおとなのみなさん。子供たちは、まだ学校で英語にあまり触れていない子もいれば、塾で英会話を学んでいる子も。ちらしをみて興味をもった子、お母さんが参加を決めて「今日はココへ行ってらっしゃい!」と送り出されてきた子、仲良しのお友だちに誘われて来た子など。

年齢や学年をはじめ、英語経験やモチベーションもいろいろなメンバーを大歓迎するのも『らくでん式・英語インプロ』ならでは!今回はそんな“ならでは”を中心に当日の様子をご紹介しましょう。

◆「つたえあえば、人生がひらく」がモットーの楽伝だから
今の小中学生たちは、2020オリンピックが終わったのち2030年代にかけて社会に出る、まさに多文化共生社会の住人です!
多様な価値観をもつ相手にふれ、互いの強みをあわせることのできる《伝え合い力》は、彼ら・彼女らが人生を生き抜くためにかかせない力となるでしょう。

【らくでん式】とは、その《伝え合い力》の基礎となる“だれかになにかを伝えたい!”という気持ちを引き出し、「自ら学び続けたくなる気持ち」を養う独自の手法です。
言語の種類は問わず、コミュニケーションそれ自体が楽しくなり、《伝え合い力》がのびることをめざしています。その【らくでん式】が、《英語》に着目したプログラムが『らくでん式・英語インプロ』です。

◆日本語でもOK
そんなプログラムですから、まず大切にするのは‟相手のことを知りたい”‟相手に伝えたい”という気持ちの芽を育むこと。たとえば、もし英語での言い方がわからなかったら、日本語でOKファシリテータやほかのおともだちと助け合って英語表現にしていくから大丈夫。English only!”とはいいません。

お時間になり、ワークショップがスタートしました。
「大丈夫かなぁ。」とでもいうように、みんな緊張の表情!おとなのみなさんだって緊張しますよね。そこで、まずはココにいる人たちを「お互いになんとなく感じる」ひとときといたしましょう。

さきほど自分でつくった名札の出番です。ファシリテータの案内で、子供とおとな、みんなでひとつの輪に。“今日ココで、自分が呼ばれたい名前”を紹介する《ネームコール》が始まりました。一巡する間、みんなのもやもやした“心の声”がきこえてくるようです。

「なにするんだろう、これから」「お昼までかぁ、長いかも」
「あのおにいさんたち大きいなぁ」「あの子たちは兄弟なんだ」
「あの女子たちはともだち同士か」・・・

それならその“心の声”、「カラダを動かして表現(発話)」してみましょう!
「この線が、0~100のものさしだとして、いまの気分どう?どこでもええよ。」

床にはられたマステの線(スケールライン)の上、おもいおもいの位置に、それぞれ移動します。ずらり並んだ線の上、30台~90台まで!ファシリテータは、「数字が高いから/低いから いい/悪い」でなく、ひとりひとりの数字とそのワケに、他のみんなもまきこみながらからんでいきます。

「ふ~ん。数字、低くてもOKなんだ」「あの子、ちょっとおもしろい!」「まぁ、いいか」

そんな“心の声”がきこえるよう。すこ~し空気がいきいきしてきましたよ。

◆ふだんのことばから始めよう!
さて、輪に戻ったみんなに渡されたのは1枚のプリント。
学校で毎日つかう「鉛筆」・ちょうど小峰城でお花見の祭りが開催される「桜」・ふくしまの名産「桃」や「ぶどう」・白河市の花「梅」・市の鳥「うぐいす」など、イラストがいくつも!

ちょっとだけ身近なアイテムが、一筆書き(ひとふでがき)できるカラフルなグラフィック「ひとふでんず」になって集合しています。
*『ひとふでんず』はらくでん式のコミュニケーションを促進するツールの1つです。

シートを片手に、身近なモノの名前(名詞)や色の名前(形容詞)、いくつかの基本構文(動詞を含む)の英語表現を確認していきます。

基本構文では、たとえば「あなたは桃が好きですか?」といった日本語言語としての正しさよりも、「桃、好き?」といった子どもたちの表現に寄り添うのがらくでん式です。

先にほぐれてきたおともだちは、おともだち同士でも単語を確認してみたり、ファシリテータに「先生の日本語ってなまってる!」とつっこんだり(「私、なまってるんか?」・・・生粋の大阪人であるこの日のファシリテータ・えみちゃんが衝撃を受けた瞬間でした)。学年の低いおともだちたちもおかあさんやファシと顔をみあわせて笑顔に。

「なんか今日、まぁまぁいいかも!」な温度を感じたころ、ファシリテータはみんなを次のワークへ誘います。確認した英語表現をつかって「好きなモノ探し」のペアインタビューに取り組みました。

◆「1つの正解」のない“インプロ”ゲーム
さて、ペアインタビューで1対1のコミュニケーションに少しなれてきたら、今度は《らくでん式恒例》チーム対抗インプロゲーム=Im a tree!”にチャレンジです。

この日の最初のお題は「お花見」。
ひとりひとりが即興で想いつく「お花見」を、舞台と決めたスペースで表現し、チームでお題の光景をつくります。舞台に出ていくタイミングは自分しだい。思いついた人、やる気になった人から出てきます。知っている単語を駆使する子もいれば、ファシリテータに相談して英語を探索する子も。

ところで、参画型ワークショップでは、ほかのメンバーより口数が少ない子や、笑顔が少なめな子、こんなワークでなかなか一歩が出ない子が、ときに、興味やモチベーションが低いように誤解されることも。でも、大切なサインは“わかりやすく見えるものばかりではない”ですよね。

この日もファシリテータは、なかなか舞台に出てこない男子ふたりの「足」に気づき、温かく見守っていました。

「今行こう・・・か。」「いや、つぎ?」
「今度こそ・・・」「やっぱりあの子が先かなぁ。」

とでもいうよう。一見、表情の動かない彼らですが、その足先は何度も小さく前に動いては引っ込み・・・を繰り返していました。そうしていよいよ、最後に舞台に出ると、みんながびっくりするほど独創的なアイテムに変身し、ふたりそれぞれに大拍手をあびました。
*『Im a tree』については2回《らくでん式・英語インプロ》でもくわしくご紹介しています。

プログラムの開発者のひとり。22年にわたり児童英語教育に携わる辻野はいいます。
「らくでん式は、“1つの正解”を求めず、自分で考えたことを発信できるワークが中心です。ですから、仮に年齢・学年・英語の習熟度・コミュニケーションの得手不得手などの違いがあっても、さまざまな個性からなる集団のだれもが対等に参加し、楽しみやすいのです。子供たちが楽しんで“自分を発信”してくれるおかげとして、参加メンバー同士ではもちろんのこと、ファシリテータや指導側も、‟よく知っていたはずの相手(ともだち・生徒)の知らなかった魅力に驚く”ことがよくあります。」

◆ちがうっておもしろい!
らくでん式のファシリテータは‟伝えたいことが生まれやすい場面設定”や‟こんな表現をしても受容される(大丈夫と感じられる)場”を整えます。すると子供たちは、「正解を探さなくっちゃ・・・」と急ぐことをだんだんとやめ、「自分で考えたことを表現してみる」ことに踏み出します。

その結果として、「1つのお題」を共有して取り組んだにもかかわらず、自分では思いつかなかったような表現がチームメンバーから出てきたり、果てには、その場の全員がびっくりするようなアイディアまで出てきたり・・・“おもしろ~い!”

‟みんなちがっていておもしろい!”は “ダイバーシティ(多様性)の魅力を認識することにつながる体験。そのは、これからの多様性(ダイバーシティ)きわまる国内外の環境(=多文化共生社会)で生き抜く上で必須の基礎力です。
 
さて、この日最後のワークは、全員参加の『なりきりインタビュー』ワーク=Who am I?”
その模様は、次号にてお届けします。どうぞお楽しみに♪

◆決定◆
この夏8月26日(土)~27日(日)、『らくでん式・英語インプロ』が再び白河にまいります!
くわしくは後日、ご案内させていただきます。

*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性に満ち、変化の激しい現代社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。


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