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この日の子どもたち ~小学2年生から中学2年生~ に、学校で初めて英語に触れた時期をきいてみると、学年が下がるほど、その時期が早くなります。小学校英語教育が過渡期を迎えるいまならではですね。
学校以外で英語を学んでいる子どもたちも多くいます。英語の学習歴はひとりひとり複雑にちがい、英語への興味や意欲も、学んでいる年数と関係なくいろいろなようです。
◆“英語が日常”なメンバーと出会う!
ところでみなさんの身近に、主に英語を使って生活や仕事をしている方はいらっしゃいますか?「はい、私がそうです!」という方もいらっしゃるでしょう。一方、多くの子どもたちは、あるいはおとなにとっても、その機会はかぎられていたり、ふだんはないことも。
実際に交流してみることで、英語って伝え合うための道具なんだなぁ!と感じたり、初めて会う人とやりとりできた楽しい瞬間を経験したり、緊張感や大変さをのりこえた達成感を得たり ー そんな2時間です。
その趣旨に共感してくださって、すばらしいサポーターのみなさんが集まってくれました。海外にご縁をもち、生活やおしごとで“英語が日常”な方々や、子どもたちの英語コミュニケーション力の育成を支える地元地域の方々です♪
◆まずはきもちと発話の準備!
まずはいろいろなミニゲームでウォーミングアップ♪「拍手」でリレーをしたり、サポーターさんの出すお題で動物になりきって動いたり、あいさつ表現をつかって交流したり。一緒におなかからノドいっぱいに空気を出して早口ことばにもチャレンジ!
たくさんあるゲームのメニューからこの日は、あとで体験する“英語が日常”なみなさんとの交流を楽しむ準備体操になるような、《親しみあえる》メニューをご用意しました。
学校や英会話教室など、ふだんの英語の勉強ですっかり親しんでいるあいさつ表現も、英語を日常言語とするサポーターさんと初めて対面してやりとりすると“あいさつでつかうことばなんだな!”とあらためて実感しますね。
限られた時間でしたが、小さなチャレンジいっぱいのひととき。質問を受けたサポーターのみなさんも、自分についてこたえるだけでなく、英語の習熟度もふまえながら “How about you?” と子どもたちに投げ返したり。小さなやりとりがあちこちで見られました。
ローテーションで、ふたりめのサポーターさんと交流がすんだところで休憩です。
- “Water Break!”
*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性と変化あふれる社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。