“キャリアデザイン・ワークショップ powered by Rakuden”
“『転じてマジック』のとりこになりました!”
こんな感想も飛び出したのは、自己表現力を磨くキャリアデザイン・ワークショップ(以下WS)。埼玉県新座市にある十文字学園女子大学・前期科目「キャリアサポート」の一環です。
7月15日・22日に楽伝理事・柴山純と山本由紀子がファシリテータとして伺い、4月のWS以降、10人の社会人講師による講義に刺激された2~3年生約60人の学生さんとご一緒しました。
◆第3回WS(7/15)もう1度『転じるワーク』
グループでの他己紹介。うれし恥ずかし! |
長所がかくれているという信念のもと、
好奇心の対象をきっかけに強みを洗い出し、自分の言葉で
表現する『転じるワーク(転換力を養うワーク)』。
4月に続いてもう1度、成長した自分でチャレンジです。
2度目となると【転じる】スピードはぐっとアップ!
内容が豊かになった方も多くみられます。
>>『転じるワーク』、くわしくはコチラ(第2回WS)
続いてペアインタビューで記入した伝版®「種のシート」を
もとに、4人グループでの他己紹介です。ペアのパートナー
さんから、強みに紐づけて持ち味や自分らしさを紹介されると思わず“うれし恥ずかし”の笑みがこぼれます。
もとに、4人グループでの他己紹介です。ペアのパートナー
さんから、強みに紐づけて持ち味や自分らしさを紹介されると思わず“うれし恥ずかし”の笑みがこぼれます。
さらに次週に向け、自分らしく働き生きていくために役立つ
転じるワークの総仕上げ。 強みを表現した伝版®を眺めながら きもちを言葉に! |
いよいよ最終回。伝版®「発芽のシート」を使って「5年後のありたい姿」を仮設定し、卒業までの行動計画を作成します。インストラクションを聴き終えた皆さんがさっと書き始めたのは、これまでの積み重ねの結果でしょう。
自分の強みを、以前よりも自らの言葉で「表現」できているからこそ、その強みを活かす5年後の在り様の表現にチャレンジできる!
限られた時間ながら、ときにイラストやカラーも加えて、
「自分のこれからを、まずは自身に伝える」シートに仕上げました。これまで助け合ったグループの仲間にビジョンと計画を宣言し、WS全日程が終了しました。
WSを終えた学生さんたちの声:
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✓4月には“強み”でうまらなかったお花のシートが、
今回はすぐにうまった!
✓前回はこんなものが“強み”でいいの?と自信が
なかった。でも今回あらためて自分の強みを考えてみて、前よりポジティブに考えられるようになった。
ちょっと自分に自信が持てるようになったと感じました。
なかった。でも今回あらためて自分の強みを考えてみて、前よりポジティブに考えられるようになった。
ちょっと自分に自信が持てるようになったと感じました。
✓“転じてマジック”のとりこになりました!
自分にもスゴイところがあると思えたせいか、
将来やりたいことや、希望がわいてきました。
宿題「6C」に挑戦してみてどうだった? できたことも、まだ手つかずのことも グループで振り返る |
将来やりたいことや、希望がわいてきました。
✓発芽のシート、すごく自分をのばせる気がして、よかったです。ときどきみなおして、自分のスキルアップ方法を考えたいです。
✓4月のワークショップの頃は何も将来について考えていなかったのが、今回は深く考えるようになっていて、自分でびっくりしました。
✓最初は指名されて皆の前で発表するのが
嫌だったのに、気付けば皆にきいてほしいと思う自分がいて、とてもびっくりしています。
嫌だったのに、気付けば皆にきいてほしいと思う自分がいて、とてもびっくりしています。
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◆楽伝の授業支援:先生方との協働を通じたキャリア開発プログラムづくり
キャリア観を耕すきっかけとして、大学ではキャリア系科目、科目外のキャリア教育プログラム、企業等と連携した学内行事、さらには学外体験などの様々な機会が入学後早期から提供されます。学外の刺激も多く取り入れ、多様な業種・規模・経営観の企業の経営者や従業員、起業家、NGO等団体で働く人、様々な国・地域で働く人など、生き方/働き方の多様化を映した多彩なメンバーが登壇します。楽伝ではこうした豊かなインプットの機会を「まずの就職に向け、刺激を受ける場」に留めず、「刺激された好奇心を、自らのキャリア開発につながるアウトプット(アクション)へ転換する」場へとの想いから、キャリア教育プログラムの「授業支援」にも取り組んでいます。
楽伝理事・柴山:“学生さんの強みと課題を熟知する先生方からご意見をいただき、楽伝が見通す「キャリア開発の在り様のこれから」を共有し、ご相談を重ねることで、プログラムは年々進化してきました。この科目はご担当の先生方と同大学キャリア支援センターが協働で設計・運営をされています。単位を伴う科目としての開講により、若い年次の皆さんも意識をもって受講しているように感じます。”
楽伝理事・山本:“先生方の工夫により講義数回
ごとに席替えを行い、前期を通じて異学年・異学科の学生さんたちが幾通りもの組み合わせでグループ交流を体験します。
皆さんの交流の様子や発表を拝見しますと、
3か月の間に、さまざまな他者と交流することで
思いがけない発見があることを何度も体感し、他者とコミュニケーションを図ることに、意欲や自信を高めてこられたことを実感します。”
いよいよ最終回。ビジョンと行動計画を宣言! |
ごとに席替えを行い、前期を通じて異学年・異学科の学生さんたちが幾通りもの組み合わせでグループ交流を体験します。
皆さんの交流の様子や発表を拝見しますと、
3か月の間に、さまざまな他者と交流することで
思いがけない発見があることを何度も体感し、他者とコミュニケーションを図ることに、意欲や自信を高めてこられたことを実感します。”
社会人講師の各講演の前後には「内省」の仕掛けを取り入れ「学びを自分事にする練習の場」を繰り返し提供されています。このような先生方の様々なご尽力と、楽伝ならではのノウハウを、ご一緒によりよい教育プログラムへと編み上げていくこと
– 楽伝はこれからも様々な教育の場での「授業支援」に取り組んでまいります。
>>楽伝の「授業支援」についてはコチラ
>>「大学生のキャリア開発における自己能力発見過程」についてはコチラ
(9月24日、日本心理学会第79回大会にて発表予定)
*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性に満ち、変化の激しい現代社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。