2018年4月13日

【後編】出生率日本トップクラスのまちでのワークショップ

奈義町(岡山県) x らくでん式英語インプロ

1月に続いてご一緒した奈義のみなさんとの時間は本当に楽しかったです。たくさんの笑顔、斬新な意見、スーパーなアクション、それに“見事なチームワーク”をたくさん見せていただきました!みんな“でーれーかっこええがん!”  
 
うれしそうに話したのは、桃の節句に「ぷりん」の呼び名でワークショップの進行役を務めたらくでん式英語インプロファシリテータ・辻野でした。

1カ月ぶりの奈義町は、前回の銀世界から一変。空の色、木々の枝先にも春の兆しが感じられました。いよいよ、1月のワークショップ以上に広くまちのみなさんにご案内してのらくでん式英語インプロワークショップHave fun!英語って楽しんじゃけん(^^)開催です。
*らくでんは特定非営利活動法人楽しく伝える・キャリアをつくるネットワークの愛称(呼び名)です。

会場は前回と同じ、まちの中心部にある奈義町文化センターですが、たくさんのご参加にあわせて大ホール舞台から、2階の広々とした集会室へ場所を移しました。

スタートの13:30が近づくにつれ、子どもたち連れファミリーや中学生たち、幅広い世代のおとなのみなさんが続々と。その数、4歳~60代まであわせて56名さま!

前回お会いしたお顔ぶれに加え、主催チームや参加したメンバーから話をきいて興味をもった方々がたくさん申込んでくださったそうです。そんなわけで始まる前から、なんだかみなさん準備万端!やる気満々!覚悟はできてる!といった勢いを感じました(笑)

子どもたちは、就学前のお子さん8名、小学生9名、中学生18名。
おとなのみなさんは20代~60代まで21名。
子どもたちの英語教育に関心ある子育て世代の方はもちろんのこと、教育委員の方や英語学習指導に携わる方、子育てや多世代の連携を支援されている方々、オーストラリアの学校と奈義中学校のコミュニケーション活動の実現をはじめ、子どもたちやまちのみなさんの国際交流促進につながる活動をされている国際交流員の方も参加いただきました。

奈義の主催チームのみなさんとらくでんスタッフたちが一緒になってご案内。まずはみなさん、名ふだづくりからのスタートです。遠くからでもお互いに見えやすいよう大きな名ふだをご用意しました!

◆あいさつさんぽ
まずは軽くからだを動かしていきます!
WalkStopといったカンタンな動作表現に始まり、いろいろなものに変身したり、ふだんづかいの奈義弁を英語におきかえながら感情を表す英語表現にポーズ付きで挑戦してみたり・・・50人を超えるみなさんにらくでんメンバーも加わり、ところせましと会場を動き回りました。

英語でお互いにあいさつもしてみます。
Hello! I'm. Nice to meet you!

シンプルな表現と握手を使いながら、どんどん新しいペアと出会っていきます。
初めこそ一緒に来場した友だちや親子でペアになった人も、なにしろ幅広い年代のみなさんが参加していますので、どんどん相手がかわって数分の間にごちゃごちゃです(笑)
中学生が小さい子にかがんで手をつないだり、1か所にかたまっていた中学生軍団におとなのみなさんが突入したり、英語が大トクイという小学生がうつくしい発音を自信たっぷりに披露したり。
 
◆ちょっとひといき
率先して例示してくださる主催チームのみなさん
スタートから15分そこそこですが、会場は声いっぱい、動きいっぱい、笑いいっぱい!
 
さて興奮したあとは、少し静かに楽しめるペアワーク「パペット」です。人形と人形遣いに扮し「自分の働きかけが相手にどのように伝わるか」を感じます。小さいお子さんもむりなくでき、「お人形の、またやりたい!」と、のちのアンケートに書いてくれた就学前のお子さんもいました。
それにしても奈義のみなさん、なかなかの演技派が多く、周りのペアを見るのも楽しいひとときでした(笑)
 
Say Cheese!
前半最後のワークは、経験者はお待ちかねの「なりきり写真ゲーム」です。まずの例示では主催チームのみなさんが快く舞台に上がってくれました。
それにしても、これだけの参加人数ですと、ダイナミックなシーンがつくれます!1グループに7人演者がいますし、全8グループ!観客も多い舞台となりました。

なりきり写真ゲームより
動きの感じられる「運動会」
いろいろな名シーンがありましたが、印象深かったのは、奈義の伝統文化「横仙歌舞伎」の《こども歌舞伎》がお題だったときのこと。
横仙歌舞伎には伝統芸能の保存伝承を目的としたこども歌舞伎教室があり、大変活発に活動されています。この日の参加者にもこども歌舞伎の演者さんたちがおり、それはそれは堂々としたポーズで凛と、自分ならではのなりきりを披露してくれました。「表現すること」に馴染む機会をもつ子どもたちは、「伝える力」を発揮する素地が育っていることを、英語インプロワークの1シーンを通じて実感しました。
 
ひとふでんずであそぼ!
休憩をはさみ、さて後半です。まずは、らくでんのグラフィックツールのひとつで、いろいろなモノを“ひとふでで描くこと”ができるユニークなグラフィック『ひとふでんず』を使ったワークから!
今回は奈義の名産「奈義牛」と「アスパラガス」のひとふでんずシートをご用意。
 
Go!」「Return!」「Raise your hands!など、いろいろな英語の指示に応じてアクションを変えながら一筆書きに挑戦です。耳と手に意識を集中し、会場は一気に静かに(笑)

とはいえ、2時間のワークショップも後半に差し掛かり、とりわけ小さな子どもたちには疲れもみえます。すると、お父さんやお母さんだけでなく、近くにいたママさんや、主催チームメンバーであり子育て等支援施設の子育てアドバイザーの方や、そのネットワークのみなさんが自然に声をかけ、子どもたちが過ごしやすいようにサポート。ちょっと動きが緩慢になってきた中学生諸君にはおとなたちが声をかけます。なんとも自然なやりとりで、まるで“参加者全員がひとつのチーム”のようです。
 
◆全員がひとつのチーム
【前編】でご紹介したように、奈義では多世代がつながりあって協働できるコミュニティならではのイベントや拠点活動、奈義に住むからこその宝を活かした体験や活動が年間を通じてあるといいます。
会場で感じた“参加者全員からなるひとつのチーム”な空気はまさに、日ごろから世代をこえてチームとして生活する奈義のコミュニティならではの温かさ・心地よさでした。出生率トップクラスのまちの秘密、ココにあり!と強く感じたらくでんスタッフ一同でした。

◆今度はこうしたい!
いろいろなワークののち、さいごはほぼ全員が“私のお気に入り”を発表し、すべてのワークが終了しました。
リフレクションタイムやアンケートを通じて、どんな風に楽しまれたかはもとより、今度はどんなことをやってみたいかといったアイディアまで、みなさんからいろいろなお声が届きました。それもそのはず、7割以上のみなさんが「また参加したい」とのお声!参加者が一緒につくりあげるワークショップですね。
おひとりおひとりがコミュニティでともに楽しむ体験を通じて、英語とコミュニケーションを今までより身近で楽しいものと感じてくださったことに、らくでんスタッフもとてもうれしい思いでした♪
 
《アンケートより》
・たくさんの人が参加して前回よりもっと楽しかったです。(中学生)
・いろんな英語を知れた。英語がたのしいとおもえた。(小学生)
・前回とちがう新しいワークもよかった!
ほかのもまた今度やってみたい。(中学生)
・積極的とはなかなかいかないのですが“やっていてたのしかった”です!(おとな)
・I didn't think I would enjoy it today but I had so much fun today!!!(おとな)
・小さい子連れだったのでどっぷりとは参加できませんでしたが、子どもが小学生くらいになったら、ぜひまたやってみたいです!(おとな)
・時間が経つにつれ、どんどん楽しくなりました。みんな一緒でやるのに加えて、対象別にしてレベルアップしておもしろさを上げていくのもやってみたいです。(おとな)
・言葉に出して英語を言うのははずかしかったけど、このような機会が学生時代にあったら英語が好きになれていたかも。(おとな)
 
《ご参考》 
岡山県奈義町 らくでん式英語インプロ開催レポ
 
◆文法項目に親しむプログラムも
現在の中学1年生の文法学習項目を目安に、子どもたちがつまずきやすい文法項目をとりあげたらくでん式・英語インプロ《楽しく慣れ親しむシリーズ》についてはコチラ

 

*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性に満ち、変化の激しい現代社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。
 

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