2017年3月10日

らくでん式シリーズ① “固まった”ひとたちはいま?

『らくでん式・英語インプロの現場から』①

しずかなスタート
小学1年生からおとなまで!
楽伝・社会教育部がお届けする英語とコミュニケーションが楽しくなる体験型プログラム『らくでん式・英語インプロ』。
 
その現場で、参加メンバーが気づいたことやファシリテータが感じたことなどのエピソードを、短くご紹介するシリーズ『らくでん式・英語インプロ』の現場から
本日スタートです!

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今回は、2月に開催したインドネシアで日本語を学ぶ大学生&日本の女子中学生が参加した《らくでん式》の後日談として、先日のブログではふれていなかったエピソードをお届けします。

あの日、会場に到着した中学生メンバー4人は、インドネシアメンバーが登場した瞬間に、文字通り“固まり”ました。「初対面」x「外国の人」に加え、宗教と文化のちがう人ーたとえば、頭にスカーフをまく服装(ヘジャブ)の女性に会うことは、彼女たちにとっていままでの経験や想定を超えた初めて”だったんですね。

固まった出会いからスタートしてのあの1.5hだったわけです。ワークショップが終わる頃、自分からお願いしてLINEのアドレスを交換する中学生たちの姿がありました(笑)
最近では、帰国したインドネシアメンバーと、「教わったり」「教えたり」・・・ほぼ毎日やりとりするLINEだそうで!

ところで、異文化間コミュニケーションの第一歩には3つの“大事”があります。

①「違いが存在する」ことを知る

②「具体的な違い」を知るために行動する

③ 違いをふまえて、お互いに補いあう

あたりまえのことのようでいて、なかなかむずかしい3ステップかもしれませんね。

1.5hの体験に始まって、いまや①~③まで見事クリアしている中学生たち。これからの成長がますます楽しみです!

この日のワークショップの模様はコチラからご覧いただけます。

【参考】らくでん式・英語インプロワークショップ
開催済みのワークショップの模様は下記にてご覧いただけます。
>>「カラダとココロを動かし、未知と向き合う力を養おう!」


 

*楽伝はコミュニケーション力とキャリアの開発を両輪ととらえ、多様性と変化あふれる社会において力を発揮する人材を育てることを通じて社会に貢献します。

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